‘熟老の備え…’『これから先のことは誰しも確実に予想することが出来ない…が、老・病・苦・死の時期が確かに来る。』会報から転載

『あなたは‘介護’を受ける状態になってもいいですか?』            この問いかけに高齢者ならだれでも即座に「いや!」という。女性では死んだ方が良いともいう。しかし、現実には、そう簡単には死ねないことが寿命の長さでも判る。 「これまで頑張ってきたのだから楽をしたい」と誰もが思う。おいしいものを食べて楽をしていると介護を受けることになるでしょう。(突き放したもの言いでごめんなさい) 厳しいよ

続きを読む »

法相宗大本山薬師寺のご縁、うつりゆく‘時’に… 思い しばしめぐる。

・亡き父からいただいた法相宗大本山薬師寺とのご縁 薬師寺食堂起工式に参列 あの日はみぞれ交じりの小雨が降る冷たくって、寒さ厳しい冬の日であった。 平成十五年(2003年)佛法僧の三宝の法を研鑽する七堂伽藍の一つである大講堂 完成竣工披露式典が挙行された日であった。 竣工式時、父は齢重ねること95年、薬師寺の御仏に帰依、写経に心を重ねて、 一貫、一貫と納経することへの喜びを生きる力として命を紡いでき

続きを読む »

出来るだろうか?、行くことが出来るだろうか?、そこまで生きてるだろうか?…

齢を重ねるにつれて、『できるだろうか?』『大丈夫かな?』『東京オリンピックまで生きてるかな?』『孫の高校入学まで元気でいられるかな?』と、先々ことでわからないことに思いをはせるとか、自分自身で心配事を作り膨らませてしまう言葉をすぐに口からついて出るのである。 「今年も立木観音さんの800余段の石段、登れるかな?心臓が…足腰膝が持つかな?」と年末から心配していたが… ≪初詣≫ 毎年、初詣は、氏神さん

続きを読む »

『‘縁’をいただく…喜ぶ』 ともすれば狭く小さくなる‘縁’を大切に!

齢を重ねるにつれて、“縁”が遠のいていく?遠ざけている?ということはないでしょうか? 閉じこもり、会話が邪魔くさくなる… 世間を狭くしてしまう。 最近のありがたきご縁、三つ 歳かさね 縁の拡がり 慶びて 有り難きかな 若やぐ身心 (進) ◎‘正道官衙でストレッチを楽しむ会’のご縁 ◎滋賀県木之本(長浜市)農家 丹治さまとの御縁 ◎ベートーヴェン交響曲第九 合唱 に導かれたご縁 縁を大切にする…今か

続きを読む »

我が老いとの付き合いの中でも大切にしたいこと…

『馬力、ありますな~』と、道行く男性からの声、『豆ですね~うちのももうちょっと豆でであれば…』と通りすがりの女性の挨拶、確かに達成感、役立ち感!を感じながらの作業であった。 ↓小さな庭に枝を張った松、金木犀が、43年の歴史… ↓ペンキ塗装が腐食を防ぐ、労力のご褒美だ    最近取り組んだマイ作業… 実に多彩だ、作業の合間に感じるのは衰えと共に『怪我をしてはいけないぞ!』 『今日はここまでにしておこ

続きを読む »

南座公演 “疑惑”  出かける・・・

原作が松本清帳“疑惑”が南座の舞台で…推理小説をどのように、演出.展開? 人にもよる…環境にも左右される…一概に言われないが、齢を重ねるに従い、行動力、好奇心、感動する心、が薄れていく。 やはり、体を動かし心を奮い立たせて、いいもの、感動するものに近づいていかなければと自戒する私! “疑惑”の舞台に驚き、感動した、原作も松本清帳、役者も年齢を感じさせない美女浅野ゆう子…プロポーションがいい!役どこ

続きを読む »

地域への貢献:役立ちを感じること、 このことも必要では・・・

共に目指すところは… “正道官衙でストレッチを楽しむ会”は自らの健康は自らの継続した努力によって手繰り寄せるという思いと共に、早朝に集う人たちが交わす挨拶『おはようございます』の言葉に励まされ、互いに温もりこそ今日の始まりと意識しています。 その接点こそが“今日を生き切る力”であり、その広がりがともすれば希薄となりがちな地域のつながりを取り戻し “向こう三軒両隣” の良さを培っていくと信じています

続きを読む »

それはそれは見事に咲いたゆりの花切らずに・・・

毎年、近くの量販店で購入していた百合の種芋、今年は通販で購入した。毎年2~3月に植え付けて、プラウンタンで咲かせてきた。 現役の時は種をまき、種芋を植栽するという気持ちにはなれなかったが、今は 土を作り植栽した種や種芋が芽を吹き、茎を太らせ、蕾をつけて、植栽後、数か月後に花が咲き実がなる… この数か月がとても楽しみである。土の中で腐っているのかな?芽が出ないとやきもきするその期間が長ければ長い程に

続きを読む »

多士済々… “正道官衙でストレッチを楽しむ会”のメンバーの活躍!

“正道官衙ストレッチの会”は名簿を作らない、出欠をとらない、集う人たちの交わす挨拶のぬくもりを大切にする会であり、火曜、木曜、土曜日、時間になれば三々五々と集まり、介護予防運動、ラジオ体操第1、第2を行い、続いてストレッチを始める。季節の良い 今では毎回40人近くの人が集い、汗を流し、心を通わせるようになってきた。 3ケ年経過した今、誰れ語るとなく 様々な日々を楽しく意欲的に過ごしておられる方々が

続きを読む »

心に必要な栄養剤 てなもんが、特に必要な年齢に…アットホームなオペラを楽しむ。

小林一三ゆかりの地、逸翁美術館:マグノリアホール(阪急宝塚線池田駅より徒歩15分)でアットホームなオペラを楽しむ… 阪急宝塚線は宝塚歌劇の雰囲気を感じ素敵に臭覚が働く、久しぶりのオペラ鑑賞が心をウキウキさせてくれる。マグノリアホールは初めてだ! マグノリアといえば…植物、映画、小惑星…いづれからのネーミングだろう? ・植物(Magnolia)…モクレン、コブシ、タイサンボクなどを含む。17世紀~1

続きを読む »