今年も城陽第九フェスティバル参加・・・

今までの人生経験や蓄えた知識だけでは、なし得ない何かに挑戦しようと考えて、音符も読めない私が無謀にも挑戦したのがベートーヴェン第九でした。 ドイツ語の発音、発声に苦労し、暗譜にもなお苦労したのが今から30年前、54歳の時でした。 オーケストラ、ソリストと共に旧フェスティバルホールに立った感動は、今まで経験したことのない喜びだった。その年から、場所や指揮者、ソリストは違えども、海外・国内を問わず誘わ

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歌にこそ数々の思い入れが・・・

955年(S30年)                                  『この世の花』 島倉千代子の歌声は今も耳に… 作詞:西条八十 作曲:万城目正 (一) 赤く咲く花 青い花 この世に咲く花 数々あれど 涙にぬれて 蕾のままに 散るは乙女の 初恋の花 島倉千代子の哀切極まりない声、歌詞、私が15歳のときに聞いたチョットおませな歌詞であったが、多感な年頃、聴き入り歌い、島倉千代子の

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むくむくと…虫がおこる? 血が騒ぐ…その結果!

今年は『やめておこう!』と決めて、8月の城陽第九フェスティバルの申し込みはしなかった。 11月に入って城陽第九合唱団の練習も佳境にはいつてるだろう。『第10回城陽第九フェスティバル』が12月22日(日)に開催される。 『第10回城陽第九フェスティバル』不参加とした理由は、毎週木曜日夜の練習は心臓ペースメーカー埋め込みの身、齢数えて79歳の我が健康を考えてのことであるばかりか、昨年15^6年ぶりに参

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歌は心のストレッチ(34)《コンサートホール》

敗戦からようやく復興に向かい始めた昭和20年代終期、従来のSPレコードに替わって、LPやEPレコードが発売されました。しかし、LPレコードは当時でも2,000円前後の値段でしたし、さらにLP・EPレコード用の音響機器までそろえる必要があり、庶民には高嶺の花でした。そこで、公民館などの公共施設でレコードコンサートが盛んに開催され、私も友人に誘われてせっせと通いました。 ちょうどそのころ「カーネギーホ

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歌は心のストレッチ(33)《ブラスバンド》

私は真珠湾攻撃の翌年に小学校に入学し、4年生の夏に終戦を迎えるまで軍国教育をしっかりと受けさせられました。当時、修身という教科があって「陸軍の小口小平というラッパ手が死んでもラッパを口から離さなかった。これぞ軍人の鑑である」というくだりがあり、ラッパ(金管楽器)というものはいいものだなと憧れを持ちましたが、身の回りにも学校にもそんなものはなく、それを手にすることなく今日に至っています。 そのためか

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歌は心のストレッチ(31)《第九とウインナワルツ》

年末にベートーベンの交響曲第九番を、年初めにウインナワルツを演奏する風習がすっかり定着し、城陽市でも関西フィルハーモニー管弦楽団による演奏会がすっかりおなじみになりました。 昨年12月20日に「第8回城陽第九フェステバル」が文化パルク城陽で開催され、前述の関西フィルと城陽第九フェステバル合唱団とが共演し、われらが世話役代表の山本 進さんが、見事な声(テノール)を披露されました。大晦日にNHKが紅白

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歌は心のストレッチ(30)《三拍子と四拍子》

ラジオの音楽番組で、ある音楽評論家が「三拍子はヨーロッパのリズム、四拍子はアメリカのリズム」と言い、陸上競技の三段跳びはヨーロッパで生まれたから三段になり、アメリカで生まれていたら四段跳びになって居ただろうとも言っていました。確かにダンスでも三拍子のワルツはヨーロッパのスタンダードだし、四拍子のブルースやジャズなどはアメリカのスタンダードになって居ます。 それでは日本の古来からのリズムは何拍子だろ

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歌は心のストレッチ(29)《国歌》

去る10月18日、宇治市文化センターで「ミュージックフェステバル」が開催され、我等が会の世話役&トレーナのT.Yさんがコーラスに出演され、見事なハーモニーを披露されました。たまたま、宇治市と友好関係にあるカナダのカムルーブス市から公式訪問団が来ておられ、T.Yさんを含む出演者有志の方々が歓迎の意を込めてカナダ国歌を合唱しました。客席の我々にも起立と唱和が求められたので、私も声を張り上げて唱和しまし

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歌は心のストレッチ(28)《タンゴ》

敗戦後の混乱からようやく立ち直り、高度経済成長へと進み始めた昭和30年代初頭、各地で「歌声喫茶」がオープンしたことを前回紹介しましたが、そのころ社交ダンスも同様に流行っておりました。会社の同僚に誘われたとき「俺のようなずんぐりむっくりの短足には似合わないよ!」と言って躊躇したのですが、「社会人の嗜みとして今後必要になるよ」とかなんとか言われて、四条河原町高島屋の南にあった教習所に通いました。しかし

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歌は心のストレッチ(27)《ロシア民謡》

敗戦後の混乱からようやく立ち直り、高度経済成長へと進み始めた昭和30年代初頭、各地で「歌声喫茶」がオープンし、若者たちが声を張り上げていました。 当時カラオケはなく、ギターやアコーデオンの伴奏が主流でした。 京都にも四条河原町近くに「炎」という歌声喫茶があって、若者で賑わっていました。ここでよく歌われたのが「ロシア民謡」で、当時デビューしたダークダックスが歌っていた「トロイカ」「カチューシャ」「モ

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