亡き母の想い出・・・

泥棒に入られた!  茫然自失、 厳しい現実に耐えて… 泥棒… 丁度、私が小学3年生の秋だったと記憶する。 やんちゃ盛りで遊び惚けていた私、近くの原っぱで夢中になってヤンマー・トンボを追いかけていた。 その時、『ご飯やで~早く帰っておいで~』 と、母の呼ぶ声…忘れもしない夕焼けのきれいな空、自宅からわずか2~3分のところにある空き地で遊んでいた兄弟を呼びに来てくれたのである。 わずか5分も留守にして

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常に意欲的に、 鍛えられた性根は何処で…

戦中戦後と言うくくりで言えば、私たち夫婦は戦中派であり、終戦の4,5年前にこの世に生を受けた。 まさにどさくさで生きるに厳しい時代というように表現されている。食べるものにこと欠き、着るものはつぎはぎ…今の時代と、とても比較して話せない時代の辛酸を経験した。 昭和の20年代、30年代、40年代、50年代とタケノコの成長に例えるならば、節々の事々を思い浮かばせることができるだろう。 私の友にI・Tとい

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挑戦…そして、『卒業』『休会』 私は今。

仕事.地域社会.家庭、そして『自分』を目一杯大切に奮闘してきたと思える 54歳の時、心の余裕、周囲を俯瞰する力、歓びを手繰り寄せる力が、我が思いと一つになるような充実した日々を過ごしているように感じ始めた。 会社人生の一つの区切りは60数歳…と考えると『よくぞここまで…』と思える54歳…、立ち止まって考え始めた 54歳の春だった。その時、目についたのが大阪フロイデ―『ベートーヴェン第九交響曲『歓喜

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