歌は心のストレッチ(31)《第九とウインナワルツ》

年末にベートーベンの交響曲第九番を、年初めにウインナワルツを演奏する風習がすっかり定着し、城陽市でも関西フィルハーモニー管弦楽団による演奏会がすっかりおなじみになりました。

昨年12月20日に「第8回城陽第九フェステバル」が文化パルク城陽で開催され、前述の関西フィルと城陽第九フェステバル合唱団とが共演し、われらが世話役代表の山本 進さんが、見事な声(テノール)を披露されました。大晦日にNHKが紅白歌合戦のウラ番組としてEチャンネルでNHK交響楽団と国立音楽大学合唱団との共演による第九を放映しましたが、いくらレベルが高くてもナマ演奏には太刀打ちできないなと感じました。

年明けて、1月10日に同じ関西フイルの「ニューイヤーコンサート」が文化パルク城陽で開催され、ウインナワルツの数々を披露されましたが、今度は西城陽高校合唱部との共演で、すばらしいハーモニーを聞かせてくれました。地元のプロでない団体との共演はいいですね。同校合唱部の演目は「美しく青きドナウ」と「ラデッキー行進曲」でした。

身近な方々が出演される演奏会、これこそ地についた音楽活動であり、心のストレッチになる音楽だと思いました。