正道官衙遺跡公園に春が・・・

4月4日(月) 夜来の雨もすっかりとあがり、花曇りに映える満開の桜…

紅梅、寒梅が芽を吹き、寒風吹きすさび冷え込みの厳しさを感じながらも、けなげにも蕾を膨らませ、薫風を楽しませてくれた梅開花の時季から桜花爛漫のよき時季に… 正道官衙の春を桜木が誇示しています。今、まさに満開だ!

↑ 今が盛りと美しきこと…寒肥ボランティアの成果か?

◎正道官衙石碑 万葉歌  “やまざくら”

春雨は いたくなく降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しむ

解説

春雨よ ひどくは降るな 桜花が まだよく見ないうちに 散ったら惜しい  ・いたくなく降りそ…過酷に、薄情に、の意を表すことが多い ・散らまく惜しむ…今、現にはらはらと散っていくのを惜しむことを表すのに対して、散ることを予想して言っている・

↑ 正道官衙小道の風情も心を和ませる

やなぎ  万葉歌

浅緑 染め掛けたりと 見るまでに 春の柳は 萌えにけるかも

解説

浅緑色に 糸を染めて掛けたのかと 見るほどに 春の柳は 芽が出たことよ

↑ 梨の木も爽やかな小花が咲いている…

梅、桜の時季が過ぎると… 正道官衙一面にツツジが咲き誇る・・・

厳寒の時期を通して、花咲く温かき季節を待ち望みながら・・・火曜日、木曜日、土曜日の週3日、早朝から正道官衙ストレッチに集うこと5度の冬、寒さにも負けず健康長寿を願う高齢者の集いもこの7月で発足6年を迎える。今、鶯の鳴く声に爽やかな薫風に励まされ、良き時季、良き環境にただただ感謝である。

機会があればこの正道官衙を早朝(6時50分~)散策いただければ…そして、共にストレッチを楽しみましょう!写真をクリックしてください。拡大します。(進)