この2022年を振り返ってみると、さして、心に突き刺さるような悲嘆にくれる出来事もなく、有頂天になるほど歓喜の一瞬も思い出せないのである。 そう言えば、この頃、物忘れの典型は「あ!カギをわすれた」「携帯忘れた」「メガネ忘れた」とか、玄関先までもって出ていた書類を置き忘れて取りに戻るなど、ちょい忘れの多いこと、多いことに、我ながら呆れてしまう。 致命的な物忘れではないから『思うことが多いから…、先を
好天に恵まれた10月1日(土)、2日(日)岐阜市瑞浪市へ・・・ 瑞浪地歌舞伎、美濃歌舞伎相生座で催事された長月公演観覧の為に出かけた。 10月というのに30度を超える暑さ!これはなんじゃいな… 宇治東ICから京滋高速自動車道→名神→東名→中央道→瑞浪IC で、降りて、一路 歌舞伎が催事される地の瑞浪市へ…、我が愛車ノートで走ること3時間、ハンドルさばきも鮮やか・・・まずは宿泊のライオン・プリンスホ
新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有のコロナウイルスとの戦いのなか、開催を決断された城陽第九フェスティーバルの練習は佳境に・・・ ◎ヴェートーベン第九交響曲との出合と数々の縁 思い返せば54歳の時、今の職責を頑張りながらも、現役を退いた以降の日々を考えての『今』をどう過ごせばいいのかを考えるようになっていた。 取り分け、アフターファイブ、土・日曜日・祝日を、もう一度、チャレンジ精神と好奇心一杯
コロナ感染の脅威を感じ始めてこの方、自粛の 気分が旅へのフットワークを鈍らせている。戦中戦後の厳しい時代、幼き頃、両親と「旅」を楽しんだ想い出は残念ながらない。 今日まで私が自由奔放に「旅」を楽しませてくれているのも、両親の艱難辛苦のお蔭と唯々感謝だ! 八十路をひた走る私は越し方を思い起こすとき、 常に潤沢にある余財を使っての「旅」というよりも工夫を凝らし、どうすれば利口に、喜び大きく、 満足感
955年(S30年) 『この世の花』 島倉千代子の歌声は今も耳に… 作詞:西条八十 作曲:万城目正 (一) 赤く咲く花 青い花 この世に咲く花 数々あれど 涙にぬれて 蕾のままに 散るは乙女の 初恋の花 島倉千代子の哀切極まりない声、歌詞、私が15歳のときに聞いたチョットおませな歌詞であったが、多感な年頃、聴き入り歌い、島倉千代子の
グランドピアノを眺めながら…何げなく片手で鍵盤を弾く彼とのひと時… 北新地のクラブでの出来事だ… 彼は早稲田大学卒業、入社7~8年経過した頃だ、私は30歳代後半であったが、彼の歌う八代亜紀の「舟歌」は秀逸で周囲からせがまれたときに歌う ♯お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカがいい 女は無口な ひとがいい♭ ・・・・・・・・・・・・ ↓ひろしま3000人の第九会場
宇治シティーフィルハーモニー 第78回定期演奏会に・・・ 結成40周年威年の定期演奏会に酷暑のなか出かけた。 よかった。開演50分程前に宇治市文化ホールについたが、駐車場には8割がた車が停まっていた。 出足がいいな~、皆さん6ケ月振りの定期演奏会であること、演目が親しみやすくこの酷暑で耳にしたいと思う選択なのか・・・ ・楽章「ニュルンベルクのマイスタージンガ-」より第1幕への前奏曲ワーグナー ・青
『出したら…入れる』『開けたら…閉める』『脱いだら…片づける(しまう)』この歳になっても妻からの一言が、身にこたえる。 十和田湖畔にたたずむ・・・・ だのに…ついつい、悪い癖が時々ではなくて、やってしまっては、妻の一言に苛立つ悪癖がなおらないこの私、その時は反省しきりだが… この悪癖は独身時代にも母からよく嘆かれ、小言を貰っていたからして、筋金入りだ!!学生のときも、勤労青年時代も‥‥と言っても、
洗濯機の話である…。 我家の二層式洗濯機が故障した。妻は『手と洗濯板』で洗濯するという時代を経験していたが、嫁入り道具には三種の神器とも言われていた洗濯機が入っていた。その洗濯機は当時では新しい二層式であった。それから55年、買い替えが必要になった時、妻は同じ二層式の洗濯機を希望した。 当時、全自動式の洗濯機があったが、妻はかたくなに二層式洗濯機の購入を主張した。その洗濯機が 不調不具合となり故障
親父は99歳で逝った。 早や17回忌が来年だ…、わが親を自慢するようで恥ずかしいが、元気で賢こくて、そのうえ何かにつけて器用な父だった。意志の強い親父でもあった。 朝、歯磨き、洗顔の時に、鏡に写る我が顔が、晩年の親父の顔にそっくりではないかと驚く。驚くことはない! 最近、親父の血を色濃く受け継いでいると常々、事々に思い当たることの多いのにも、血は争えぬと思うこの頃である。 顔は勿論、いろんな私の所