お誘いを受けて・・・第九「歓喜」初体験!

S.Yさんにお誘いを受けて初めてのベートーベン第九『歓喜』!素晴らしかったです。ありがとうございました。感謝!

中学生の時、音楽のテストにクラッシックの頭出し演奏で題名を当てる試験がありました。いつも分からず音楽が嫌いになりました。特にクラッシックなど洋楽は不得手と思い込んでいました。演歌、歌謡曲は大好きですが・・・

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今回、第九『歓喜』を聞きにいかないかと誘われて、ま~、一度聞きにいこうと文化パルクに行きました。客席は満席でした。待つこと暫し、オーケストラの入場、指揮者の入場があり、不思議なもので満員の客席が一瞬緊張感に包まれていきました。 心地よい緊張感でした。

演奏が始まり、100人余りの人がそれぞれ楽器を持つオーケストラを指揮者の指揮棒の一振りで素晴らしい音色が一つになり私の心を打ちます。 歌謡曲好きな私にもそのメロディーの心地よさは理解できます。やっぱり、ほんまもんは『いいな~』『なまはいいな~』と心底思いました。第2楽章が終わると、合唱団、ソリストがしずしずと入場してこられました。S.Yさんはどこに・・・一番前で立っておられる!

入場が終わると演奏が始まり、眠たくなるような… 切なく静かなメロディーが指揮者の思いのままに演奏され、いつ、ソリスト、合唱団が歌われるのかな?と、固唾をのんで聞き入ると、突然に男性のソリストが立ち上がられて、それは、それは、館内隅々はおろか文化パルクの外まで響き渡るような、心底お腹をえぐるような歌声に始まり、続いて、合唱団、ソリストの皆さんが耳慣れた『第九:歓喜』歌い始められました。

まさに、指揮者の思いのままに怒涛の如く『調べは、高くなり、低くなり、激しくなり』と、ソリスト、合唱団、聴衆の一体感を醸し出し終局へと誘っていただきました。まるで、夢心地のようなひと時でした。ソリスト4人の音域の調べ、合唱団の4声(ソプラノ・アルト・テノール・バス)の織りなすベートーベンの第九交響曲歓喜に私は感動し、酔いしれました。

素晴らしい演奏会に誘ってくれた友達に感謝し、満ち足りた思いで家路につきました。