かねてお参りをと思っていた立木観音様、800余段の石段を上って本殿へ 800余段の石段を登らなければ本殿での参拝は叶わないということで、『今年もお参りさせて頂くことができた!』という喜びと共に、右ひざを痛めていること、800余段を上りきる体力と心臓…『今年も…』という言葉がついてでるのである。まだ、大丈夫だ!
私は無神論者ではないが、さりとて…自分の都合のいい(仏様.神様がいらっしゃるならばそのように思っておられるのでは…)時、窮地に陥った時、願い事があるときには神様、仏様に心底手を合わせている。いわゆる勝手な者で…
自宅の仏壇、神棚には毎朝手を合わせて無病息災、我が願の実現をお祈りしている。仏壇は両親が亡くなった時に、神棚は結婚して間もなくお祀りさせていただいている。
45~6年前から正月~1月中に3神社と1寺をお参りさせて頂くことを年初めの なさねばならないことと心に決めて実行してきた。 その神社仏閣は…水渡神社(京都市伏見区在住時は藤森神社.伏見稲荷大社.石切神社.立木観音寺である。
上の写真は石切神社である。 お参りの後の楽しみ、門前の食事処
最初は両親に連れられてのお参り… 結婚後は妻と共にお参り… その後は老いた両親と共にお参りと、年月を重ねてきた。 石切神社と立木観音寺は1年に 1回の参拝である。
参拝には自分流の思いがある。
・伏見稲荷神社…正月3ケ日までにお参りし、本殿裏で年1回の御神籤をひく。今年は番号が1で、内容の濃い御神籤だった。
・水渡神社…氏神さまは元旦にお参り、お札をいただき自宅の神棚の社に祀る。古いお札は返納する。生まれた地伏見の氏神様は藤森神社だ。
・石切神社…本殿参拝後、多くの信者が本殿前でお百度をされている中に交じり、自分が決めた回数(年齢だけ、今年は73だから7+3で10回)無病息災を願いお百度?、その後、護摩木をいただき家内安全.健康.交通安全…を記し納める。 お札をいただき自宅神棚にお祀り。お参り後の楽しみは門前の食事処で昼食をいただく。
・立木観音寺…本殿お参りし、奥ノ院手前の釣鐘堂で鐘をひとつき、再び本殿裏で参拝、本殿前のお札返納塚に正月お飾りほかを納めて、再び本殿で‘しゃもじ’ ‘おはし’を購入、1年間 いただいた‘しゃもじ’と‘お箸’をつかう。
このようにして私が心に決めている正月の神社仏閣への参拝を終えるのである。これは私たち夫婦の正月行事であり、息子達の神社仏閣詣ではどのようにしているかは知らない…きっと齢を重ねるに従い親父がお参りしていたな~との思いを持ってお参りするであろう。人それぞれ自らが思う神社仏閣への崇拝の気持ちと先祖様がねむるお墓への思いは、歳と共に強くなるのである。 教育(今日行く)教養(今日用)には体力と思いが必要だ!
新しき年 幸多き年でありますように… 無病息災 心の安寧を願う次第です。
(完)