大阪城ホール 1万人の第九 練習始まる・・・

昨年に続いて応募した1万人の第九、抽選の結果参加出演は既報のとおりで、練習会場は森之宮2 合唱指導は昨年に続き富岡健さんである。

場所は大阪森之宮 アネックスパル法円坂.なにわのみやホール7F練習時間は13時30分から15時30分と2時間しっかりと指導して頂ける。

8月24日(土)に第1回練習日であったが、最初から富岡健合唱指導者の厳しく、熱意溢れる指導で4パート350人位?の参加者の溢れる熱気とコーラスが練習会場に・・・ 流石、日本7大合唱指導者の一人とされている的確な指導(発声方)に知らず知らず力が入ってしまう私! よかった! この練習、指導こそ私が求める第九! 師いわく「20年、30年、歌ってきたと言う方が、今までどんな歌い方を、発声をしてきたのだ!」と、思っていただけるような指導をさせていただくと、のたまう。  その通りだ!私もかれこれ25年、30回以上舞台で第九を歌ってきたが、初心に帰り懸命に取り組んでいる。

CIMG4525アネックスパル法円坂.なにわのみやホール

CIMG45287F受付 練習会場開始25分前

1万人の第九練習会場は近畿、中国、四国、中部地方は勿論、北海道、沖縄、九州にもあり、応募者数が1万人を超えて抽選となり、幸い私は当選し参加できた。

驚いたことに、この森之宮2練習場に参加されている人に対して富岡健さんが、遠いところからこの場所に来ておられる人は?と問いかけられた…私もびっくりだ下関、神奈川、敦賀、犬山、和歌山からこの練習会場にこられている。

経験者といえども1回ではない6回+指揮者レッスンとで7回、大阪森之宮に通ってこられるというというその熱意、森之宮の富岡健さんの指導を是非とも受けたいということなんでしょう。  これにはびっくり!!

CIMG4526森之宮練習会場開始25分前

それと、もう一つ我が意を得たというか?素晴らしい言葉が富岡健指導者から飛び出したのだ。練習途中に突然中断されて、『それはどのように思いますか!皆さんには椅子に座って練習してもらっているが…』『背もたれにもたれてドテッと座り、歌っているその姿勢』『足を少し組んで何となく歌っていると見受ける人』『これはどうなんですかね~』『指導者である私が椅子の背もたれにもたれ乍ら指導していたら、皆さんはどのように思いますか?』『私は2時間一生懸命に皆さんにこれが第九の歌い方だと、立ちっぱなしで話させて頂いています』『練習を受ける人がその姿勢でいいんですか?』 と、穏やかな口調でユーモアーを交えながら話された。 私は思わず『そのとおり!」と富岡さんに同調する一声を大きな声をだした。 富岡健さんはすかさず「ありがとうございます」と一言おっしゃった。

 

私は毎年どこかの合唱団に入団して25年余り歌ってきた。どの年の合唱団に入っても8月から週1回の練習を楽しみに、本番舞台を心に描き毎年新たな気持ちで練習し歌っています。その練習時に思うのは、参加者間に温度差がありすぎる。 練習時に富岡さんが指摘されたように、椅子に浮かぶかと座り背もたれにもたれて歌っている人。毎回練習に来ずに本番何日か前に、求められている参加日数制限ぎりぎりに合わせて練習に来られる人、最低限、合唱指導者の熱意にこたえられる人、そして、練習を重ねるにつれて、参加者間で連帯感が生まれるような合唱団を私は期待するのですが、なかなかそのような合唱団員ばかりではないのが現実で悲しいことと思っています。

IMG_20181202_181529_ (002)大阪城ホール 1万人の第九(2018年)

今年は1万人の第九の練習日は後9月28日 10月12日 10月26日 11月16日に加えて、佐渡裕指揮者直接の指導日が11月24日、本番12月1日1万人の大阪ホールを目指して楽しみながら励みたいと思っています。その先が『ひろしま2019第九』12月15日・・・   (完)