石碑 詩句 梨
黄葉(もみじば)のにほひは繁し 然(しか)れども 妻梨の木を手折(たを)りかざさむ
もみじ葉の 彩りはとりどりだ でもやはり 妻なしの木を折って髪に挿そう
言葉の意味
にほひは繁し…ニホヒは赤く色づき染まること。この繁しは種類が多いことを言う、木によってそれぞれ、さまざまに紅葉する事実を言ったと思われる。
妻梨の木…このツマは「君松の木」妻無しの名を持つ梨の木の意味 梨はバラ科の木、その黄葉は黄褐色で、特に人の目を引く美しさはない。作者は独身か、 わざとひがんでいるように戯れて詠んだものか?
↓見事に咲いた梨の花… 白く透き通った花弁、夏が過ぎると実がなる・・・ ↓詩句
※正道官衙遺跡公園には今回掲載した “なし” の他、下記の万葉の木々が植樹されている。 (木々の名)
ねむ やなぎ つげ つばき やまたちばな(やぶこうじ)しらかし つつじ やまざくら しい えのき こなら くぬぎ にれ はぎ うのはな(うつぎ)やまぶき からたち まゆみ かつら つき(けやき)ふじ あしび かわやなぎ(ねこやなぎ) なし なつめ もも たちばな まつ ゆづりは うめ である。
※太字は解説済みの詩句 写真はクリックしてください。拡大します。
◎今年の7月で発足3年を迎える“正道官衙でストレッチを楽しむ会”今日も元気に…
桜木の花びらが、はらはらと散り始めた。梨の花が開花… 空は雲一つない青空、今日も「正道官衙でストレッチを楽しむ会」のみなさんは朝早く…6時50分から三々五々と集まり始めて、新鮮な空気を胸いっぱいに吸いながら介護予防運動、ラジオ体操第1、第2、続いて全身部位を意識した筋力退化予防ストレッチをみっちりと30分、健康長寿をめざし真剣に取り組みました。
すきとおりる鶯の鳴き声が… 舞い散る桜花が… 緑、若葉の木々が…励ましてくれる。 素晴らしい朝だ! 今日も30人を超える“今は若い!” 面々が集う!
ホームページをご覧になったみなさん、正道官衙ストレッチは火曜、木曜、土曜日の7時~7時30の間、集い、楽しんでいます。会費無料、出欠はとらない、だれでも参加OK です。 来場をお待ちしています。
↓ 遺跡公園沿いの住民の皆様にご迷惑をおかけしないように、騒音にならないように、場所を移動し行っています。 ※クリックしてください、写真が拡大されます。
(完)