健康長寿…願いは一つ『自分らしく爽やかに晩節を!」

「私、実年齢に7掛けの気分でいます」 と、

うそぶいていた私も、今では…

「パソコンもインターネットも、そして、ネット 通販も楽しんでまっせ!」「国税局のホームページを使って確定申告もやりまっせ!」「ふるさと納税で、熊本のもつ鍋ゲット!」と、新しきことなんのそのやりまくる私、ルンルン気分で自己紹介の時に、厚かましく『私、実年齢に7掛けのです』と、言っていた。が、最近の我が心身の状況を私なりに思うに… 『やっぱり、歳相応になってきたな~』

間違いなく両ひざの不具合感は増してきた、ストレッチ、プールで筋力をつけているとはいえ、もう小走りすら無理だ!

当然のことながら、生きとし生けるもの全てに限りある命、老いは容赦なく、年月と共に迫りくるからして、覚悟と医の助けこそこれから一層必要なのだろう。用心していてものだ…  一例をあげよう。

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◎あの人気アナウンサー道上洋三さん脳梗塞に・・・

思うに・・・皆さんご存知の朝日放送の有名なパーソナリティ道上洋三さんが2021年9月に脳梗塞を発症し入院、現在も懸命にリハビリに励んでいる。道上洋三氏は1977年3月中村鋭一からバトンを受けて、この方「おはようパーソナリティ道上洋三」という人気番組を45年と人気を博してきた。
道上洋三さんと言えば、智に富んで現在、リハビリ専門病院へ転院し、機能回復を図っているが、従前のように右足を動かすことや発話することは難しい状態で、今月3月25日で番組はあえなく終了することとなった。

行動力抜群!発想力豊かで、他人(ひと)の行く少し前をラジオというエリアを飛び越えて45年リスナーの共感を得、人気を博してきた。とは言え…決して波穏やかな45年ではなかったろう。6時30分スタートの番組、起床は午前2時とも3時とも話されていた。これを45年続ける!

12時までの5時間、リスナーの満足を得、自分自身の人生を語るに、相当な努力と鍛錬が必要であったろう。放送内容の充実のために、24時間フルに心身を動かし、身を削り心を注ぎ込んでの45年の日々は躰を虫食む・・・反対に気持ちとか思いは年々深まり執着心とのたたかいとなるんだろうか・・・

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◎私たち夫婦して長く番組に親しんできたリスナーだ!

42年前、私は39歳のときだ、おはようパーソ膨らむ、その状況を近くで見る奥さまは大変だろう。

ナリティ道上洋三の公開放送に無謀にも挑戦したのだ。それは親子で大阪城周回のマラソンで、当時 二男(小3)とペアで5キロを走破するのである。

二男となら悠々完走しタイムも競えるだろうと、仕事も大変な時期だったが、   1ケ月程前から休日などの夜に近辺を走り備えた。

当日、番組の始まる前に大阪城の会場へ…いざ、スタート、なんと、喘ぎながら走る私を叱咤激励するのが二男だ!

参った…、二人そろってゴールしなければならないので、『先に行って!』と、頑張ってゴールにたどり着いた。二男は早々とゴール地点到達していた。

『まだか、まだか…』と、遅れ、遅れで到着した私、二男と手を繋ぎ共に無事にゴールイン。
リスナーをその気にさせて、一杯の二男は『お父さん長いこと待ってたよ!』と面目なしの私だったが、今でもいい想いでだ。

喜びを与える パーソナリティ功なり名を遂げた晩節の挫折だ!

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◎元気だ!と思い看過している我が身に危険信号が!

意のままにならぬ右足と発語…、さぞかしもどかしくリハビリに懸命に励む道上さん、まもなく米寿を迎えられる。

好きな言葉は「ええ加減は良い加減」で、肉.寿司.ラーメンと食道楽「よく学び、よく感じ、よく食べ、よく遊ぶ!」を貫き通し、取締役退任後はエグゼクティブアナウンサーの待遇、従前と変わらぬ日常を送っていた矢先の脳梗塞発症だ! さぞかし無念であろう…。

この現実をどのように受け止め、なお且つ、前を向き進もうとされているのか・・・

私思うに・・・「頑張りだけでは抗しきれない老いのシグナル、絶えず我が身の日常に心を致し、生き切る日々の安寧をどのように捉えて、覚悟した日々を過ごすかは難しい!」「災難を避ける…」難しい

ピンピンコロリなんて、そんなにうまくいくものではないだろう!道上洋三さんのリハビリ効果に期待しながら祈ろう!そして、我が身も限られた命 十分に心して過ごそう!道上さんからの警告だ!  (yamashin)