チャレンジャー
山田 登志男 さん
継続はよろこび…左腕.左足の可動域好転
山田登志男さんの特注名刺ができあがりました。
会員の名子昇さんデザインで、正道官衙ストレッチのPRを兼ねた個人用の名刺ですが… 山田さんの思いとか、決意とかが表現されている名刺となっているところがとても素晴らしいです!
思いもよらなかった脳梗塞の発症、苦闘のリハビリに心底、心配もし、寄り添った奥様に先ず一番に…、 そして、驚異的な回復に導いてくれたであろ医師、医療関係者にも感謝の気持ちをこめて刷り上がった 名刺を渡されたことでありましょう。
山田さんは時々T.Yのペンネームで会報に投稿されています。今回、お許しをいただいて実名で私(山本進)の思いを述べさせていただきます。
山田さんの投稿文によると、2019年6月に脳梗塞を発症、4ケ月入院し治療とリハビリに励まれたそうです。
このリハビリですが…医療費抑制という観点から、病院でのリハビリは重篤な脳血管障害でも180日と制限があります。6ケ月以降の飛躍的な回復が困難との見地から入院治療リハビリ打切りという医療制度です。
脳梗塞がおこった場合は地域の基幹病院に緊急入院し、昔は絶対安静が求められていたが…今ではできるだけ早急にリハビリを始める、リハビリはおおむね一週間以内に開始します。その後、1ケ月前後で 急性期病院から回復期病院に転院する。この回復期 リハビリ病院に入院できるのは「発症から2ケ月以内」この期間では最大3時間の過酷なリハビリに励み、その後は 退院して自宅でリハビリをしなくてならないのです。
制度では6ケ月経過後は医療保険ではなくて、介護保険を使った「通所リハビリテーション」「リハビリに特化したデイサービス」「機械を使ったパワーリハビリ」が決りコースで、この介護保険メニューの選択が必要です。
山田さんが奥さんと連れだって、正道官衙ストレッチに来られたのは脳梗塞発症後の6ケ月位、2019年11月頃ではなかったかと記憶しています。
病院やデイサービス施設でのリハビリを頑張ってこられ、その効果を実感されながら、更に、高みを目指した 機能回復の場所にと、奥さまとご相談されて正道官衙ストレッチを選んで頂きこられたのだと推察しています。
一見して、左腕、左足に後遺症がと感じられる動きでしたが、私は『よくここまで回復されたものだ』と、ご本人さん、奥さまのご苦労と苦難の程を伺い知れました。
山田さんが会報6月号に投稿されています。
表題は… 『私の楽しみは普通に歩くこと』
=朝、体操を行ってから、身体全体が動くようになってきた。当初は朝の体操に行くべきかを悩みましたが、行ってよかったです。左足はまだ自由に動かないが、左腕は少しずつ動いて来ている。(例:左手で後ろに回せる) 私にとって左足と左腕が少しずつでも動く様に、 毎日の訓練を続けて行きたいと思っています。=
―継続はよろこび・・・ 左腕.左足の可動域好転―
『普通に歩くこと』の為に、正道官衙ストレッチの場を選んでいただいたこと、そして、週3日自らの願いをかなえるために早朝から正道官衙遺跡公園に通われる、その思いが日々の努力で、少しづつ効果として表れ、実感されている。 そのことがうれしいし、素晴らしい! 焦らず、無理せずに、少しの変化を喜びながら楽しく続けてください。
正道官衙ストレッチの場にはいろいろな思いをもって来られている人が沢山おられます。そのような人たちが自らの意思で、 自らの努力で一層励まれるような❛運動の場❜でありたい! 今後とも…
そして、参加されている人たちの思いとか、決意とか、抱負を、名刺に刷り込み『私はこんな気持ちで正道官衙ストレッチを頑張ってます』とのご本人の意思を表現する言葉を添えて作成し、大切な人、ご家族知人にお渡しいただきたいと私は願っています。
正道官衙ストレッチのPRも含めて…名刺作成希望者は山本進まで… PRになってゴメン!(世話代表世話役 山本進)