雨の降る中、行ってきました『よかった!』

脇坂英夫さんが指揮する宇治シティフィルハーモニーの第74回定期演奏会に行ってきました。年2回開催される定期演奏会は楽しみで毎回、よほどの用事と重ならなければ出かけるのである。

6月30日(日) 小雨 場所は宇治市文化センター大ホール 14時開演

行くたびに感じるのは、年2回の公演なのに随分と練習を積んでおられると感じるのだ。私は音楽、クラッシックは偉そうに批評するほどの知識は持ち合わせていないが聴いていて「ええな~」『かんじる~」との五感に訴える指揮者、楽団員の熱演こそ最高と思う。 毎回…よかったな~ よきひと時であったとの満ち足りた気持ちで帰路につくからして、宇治シティーフィルハーモニーのフアンだ!

今回は演目三つ すべて交響曲でいずれも名曲中の名曲、多くの人たちに愛され、耳にされてきた

◎「交響曲第7番ロ単調D759「未完成」 シューベルト

◎交響曲第5番ハ単調op.67「運命」 ヴェートーヴェン  であるからして、雨の中大ホールはほぼ満員だ!  客席の期待感そのままの開演となる。

最初は 交響曲第32番ト長調 K318 モーツァルト だ、! 静かな滑り出し。

未完成が演奏されると観客席とオーケストラ指揮者が一体となるということはこのことかと言わんばかりに、雰囲気は盛り上がっていく。

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休憩をはさんで愈々「運命」の演奏だ! ダダダ~ン ダダダ~ン と耳慣れた響き、Bassoon の奏者, Celloの奏者の体が緩やかに前後に動く、弾く弦もせわしなく,第一Violin23人 Viola7人 激しく弾く弦 指揮者も大きくタクトを振り身体をくゆらせ、こぶしを振り上げての熱演だ! 69人のオーケストラが魂を一つにしての演奏に場内は、ただ聞き入るばかりだ! ブラボー 素晴らしい!

演奏が終わり、指揮者も演奏者も観客もただ力の抜けた人形、魂を失った人の様相すら感じる『出し切った!」『聴かせてもらった!」という虚脱感すら感じられる定期演奏会のフィナレーだ! ありがとう! 次回75回定期演奏会が楽しみだ!   心満ちた思いをもって余韻を楽しみ妻と共に家路につく。

力を頂ける… 心に潤いをもらえる… このような場にまだ、行こうという気持ちがある限り『青年』だ!  行動こそ…若やぎだ! おわり。