身にふりかかる厄介な事々と向き合えば…

私はモチ(丸モチ)が大好きだ! 雑煮、焼き餅(お茶漬けに焼き餅を入れる.醤油に砂糖のたれに焼き餅)モチ粥、…とにかく好きだ。

我が家は6年ほど前から長浜市西清井町の農家とのご縁で毎年羽二重モチ米を購入している。年末にこの羽二重モチ米でモチつきを行う。(機械で…)流石にうまい! 祝い雑煮からすまし、善哉、粥にもこの丸餅が最高の味を感じさせてくれる。善哉に入れたモチ、と~ろっと 溶けた丸餅 甘みが浸み込み秀逸だ!!

粘りがあり、噛めば噛むほどに丸餅のおいしさが口の中に広がる… 年末から正月…1月中はタイミングよくこの丸餅を使った食事を妻は用意してくれる。

ところが・・・ 歯にかかわる難儀なことが毎年発生してしまうのだ!「してしまう!」ということは、気を付けているが歯医者様のお世話にならなければいけないことが、毎年この年末から正月、1月に発生するのだ。

餅はうまいが歯医者さん通いも大変だ。 羽二重モチ丸餅の粘りに、治療済みの歯に異変が… ブリッジ、詰めてある歯、かぶせて処置されている歯が取れてしまう。 餅は食べたい、が、しかし、治療して快適な歯が再び治療が必要となる。

毎年、高齢者が餅を喉に詰めて、救急車の世話になったり、最悪多くの人がお亡くなりになっている。 いずれも高齢者の災難だ!

008道の駅で存じ上げた農家のコメ!

 

003長浜市西清井町の農家訪問途中にある琵琶湖の鳥居

羽二重モチのうまさは、粘り、歯ざわり、喉こし…いずれも超一流のモチ米だ、このモチ米との出会いは北陸温泉旅行の帰りに立ち寄った❛道の駅❜だった。販売されていた羽二重モチ米が目にとまり購入して赤飯、餅、いづれもうまい!!早速に米袋に記入されていた生産者の自宅に電話をして即刻訪問…

それから以後、毎年取り入れ時季には2時間余りの時間をかけて滋賀県長浜市西清井町の農家までコメともち米を譲り受けるべく出かけてきたのである。その農家さんとも懇意にしていただき、一年に一度の訪問ではあるが ぼた餅を食させて頂いたり、農作物をいただくなど心のおもてなしをいただくというご厚情に甘えさせていただいている。

006訪問時には美味しいぼた餅が…お土産にもいただく

前置きが長くなりましたが… 今回の厄介な事々、難儀とは・・・

昼食にと「やきもちを食べたい!」と思いつき、マルモチ5個焼く…大きく膨らんだモチ、醤油と砂糖をころ合いに混ぜて膨れ上がった丸モチを5個…これはうまいぞ! だが、気をつけなくちゃ~! 1個目、うまい!2個目、3個目、4個目とオモチの柔らかさ香り、醤油味、5個目を口の中に・・・勢いよく味わい噛んでいると『ガリ!』と嫌な音、モチの中に石が?「違う!奥歯にかぶせてあった金具(銀歯)が外れて前歯でかんだ時の嫌な音だった。」

あらためて鏡に映すと奥歯のかぶせ物が外れていた、その上に前歯の2本の隙間に差し込まれていた差し歯が取れて、前歯の1本が奥歯をかんだことで欠けていたのである。

010近くの公園の梅の木

『気を付けていたのに…、早速に歯医者に、全治(処置完了)1ケ月はかかるだろう? 前歯の隙間を埋めるのはどうされるのかな?奥歯のかぶせ物は再度処置していただくとして、こまったな~ 通院時間…治るだろうか?心配だ!

歯医者さんも30年来お世話になっている歯科医院で自宅から1時間30分の所要時間だ! ずいぶん気を付けていたのに『悲しいな~』と悲観しながら翌日ホームドクターとしている歯医者さんに行ったのである。

馴染みの先生で安心して長期治療も覚悟して診察台に上った。先生曰く『奥の歯は2~3週間して、詰めましょう!前歯はこれから処置します。』と話された。

まな板の鯉である。処置が終わって欠けていた前歯はうまく修復されているではないか。 先生曰く『これでいいでしょう。次に前歯の隙ができたらかぶせましょう!今日はこれでいいです』と、簡単に処置が終わり気が抜けたと同時に、うまく修復していただいた近代医学、歯矯正術の進歩に驚かされた。2~3週間後に奥歯の治療に来ればいいと言うことだ。 『よかった!』

いらぬ心配をするより掛かりつけ医師信じ、近代医学を信じればいいんだな~。しかし、モチはやっぱり気をつけねば・・・  ということでした。

齢を重ねるにしたがって、厄介な事々が身にふりかかってくるだろう!仕方がない、その時はその時で、あれこれ悩まず医師の診断と処置に身を任せよう。これからいろんなことがあるだろう・・・ しかたがない。