正道官衙ストレッチの会の新たなる取り組み二つ(ご紹介)

1.共に励もう健康長寿の道を… 

正道官衙ストレッチが地域の多くの高齢者の❛運動 気運醸成とその切っ掛け作り❜のお役に立てればとの思いをもって11月23日(木・祝) 28日(火)の両日、9時30分~11時30分の間、京都テルサフイットネスクラブの健康運動指導士(インストラクター)羽谷克己氏を招き開催した。

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4~5日前から天気予報が気になり…『どうぞいい天気になりますように』と、念じたのが通じたのか両日とも 好天に恵まれて暖かく、まさに運動日和に…。

世話役を中心にして会員手分けしたポスティング3500枚、正道官衙を中心として久世校区、深谷校区全域に案内チラシの配布を行った。

❛自らの継続した努力で健康長寿を!❜❛集おう 正道官衙に❜のチラシ効果か?初参加の人達も含めて多くの高齢者が参加された。集われた人たちが多かったことも含めてその成果は・・・

①   ポスティングにより両校区の多くの人達に❛正道官衙ストレッチの存在❜を知ってもらうことができた。『いつかは一度覗いてみよう』との思いになられた方もあろう』今後の自助努力に期待しよう。

②   集われた人たちが、インストラクターの指導で  で運動することの喜び、その可能性を実感されたこと、初参加の多くの方々が嬉々として運動の輪の中で一つになれたことが尊いことだと思う。

京都府地域力再生プロジェクト交付金事業は11月15日(水)に実施した『健康長寿と高齢者の居場所づくり』に先進的に取り組む米原河内区との交流事業に続いて、今回実施の『地域の高齢者と共にインストラクターの指導で運動しよう!』の新規事業の開催であった。今後も機会をとらえてより多くの人達が参集し、 広がりのある正道官衙ストレッチの役割を模索していきたい。

↓正しい歩行練習

 

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↓筋力アップ.関節可動域を広げるストレッチ

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2.米原市河内区健康長寿。居場所つくり取組先進地訪問研修

11月15日(水)「京都府地域力再生交付金  活用事業」の一環として、「米原市河内区」を訪問し交流しました。

当日は好天に恵まれ、世話役3人を含む15名(男性4名、女声11名)は7時40分正道官衙前をバスで出発、9時30分醒ヶ井駅前でひと休みの後、9時45分現地到着。

地区住民の手で平成26年に新築された立派な会館で、河内区福祉委員会代表宮部道雄氏他、地区のボランティアの皆さん(皆さん高齢者)から お出迎えを受けました。玄関内には地区の住民の方々手作りの野菜類が所せましと並べられていましたが、あっという間に完売。

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9時50分から大広間で交流開始。初めに「米原市くらし支援課」の女性から米原市の高齢者福祉の実態がパワーポイントを使ってスライド説明され、続いて宮部代表から地区の情況についてスライド説明を受けました。続いて正道官衙ストレッチの 会の山本進代表から城陽市の情況と会の活動報告を行いました。

私たちが驚いたのは僅か90世帯の地区にもかかわらず、宮部代表を中心とした自主的な取り組みにより地域の多くのお年寄りが毎週2回この会館で開かれる“喫茶サロン”に集い、お茶を飲み、  また、健康体操を取り組み、元気に過ごされていることです。地区は川沿いの狭い谷あい2㎞の細長い地域ですが、皆さん介添えも受けずに通ってこられるとのこと。敢えて送り迎えはしない方針で皆さん自主的に集われています。また、季節のお花見や紅葉狩りにはこの会館に集い、沢山の手作り 料理やお菓子などを一緒に作られ、おしゃべりしながら食べたり、時には県内の名所めぐりや伊吹山登山をされたりしている様子もスライドで説明がありました。また、米原市は人口4万人に満たない市ながら「自主福祉活動支援体制」

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(地域お茶の間創造事業支援)も手厚く、全国的にも先進的な取り組みが行われています。ツイツイ我が町と比較してしまいました。

地区は以前は人口も多く林業を営みながらそれなりに豊かに暮らしていましたが、ハードな労働と  それに伴う飲酒のため男性が短命で、集われている女性の多くは寡婦で、しかも子供が都会に出た

ため一人暮らしとの事。しかし皆さんこうした活動により一人暮らしながら生き活きと過ごしています。

また、我々の地域では「みまもり活動」と言えば子供たちの「みまもり」ですが、米原市では「お年寄りに対するみまもり活動」が盛んとの事。

 

お互いの活動の説明の後、我々も地区の皆さんの体操に参加し一緒に体を動かしました。

その後部屋での交流のセッティングが行われる間、会館前の広場で山本進代表をリーダーとして私たちのストレッチ体操を地区の皆さんも参加して行ないました。

12時過ぎからは6テーブルに分かれ、地区の皆さん手作りの菓子コーヒーを戴きながら楽しく交流しました。

地区の皆さんは他府県からこうした研修訪問を受けたのは初めてとの事で、皆さんにとっても地区の活動の先進性を改めて実感できる取り組みとなったようでした。

12時45分、名残惜しい気持ちで皆さんのお見送りを受けて、「ローザンベリー多和田」へ移動し、バイキングの昼食。その後ローズガーデン散策などをして3時過ぎ出発、5時頃正道官衙前帰着。楽しくも実り多い一日でした。    報告者世話役T.Y

3.≪自主的な取り組み≫ 火災の恐ろしさ、まざまざと…(見舞金カンパ報告)

過日正道官衙遺跡近くの民家から出火、全焼という悲惨な事件が発生した。焼け出された老夫婦は親戚宅に身を寄せておられるようで、火災発生、全焼という現実に打ちのめされ、悲しみ一杯の日々を過ごされています。

今回、近くでの火災発生、全焼という突然の 事態に遭遇された老夫婦が一日も早く精神的なダメージから新たなる一歩を踏み出されるように願い、心ばかりのお見舞金を贈らせて頂こうとの意見の一致により、正道官衙ストレッチに参集される皆さまにカンパのお願いをした。多くの人達の善意は寄金20,800円、新品衣服多数、寄せられました。12月上旬に焼け出されたSさん老夫婦に❛正道官衙でストレッチを楽しむ会❜としてお渡しいたします。              あらためまして善意の寄金を寄せられた皆さまに御礼を申し上げご報告とさせていただきます。 (世話役一同)