正道官衙ストレッチにセラバンド体操導入

酷暑の時季が過ぎ、朝晩冷え込みを感じる運動に最適のシーズンがやってきました。 運動習慣を身につけられた皆さんは、朝早くから三々五々正道官衙遺跡公園に集まってこられ、早い人たちはストレッチが始まる前に公園の周回ウオーキングを楽しんでおられる。

現在、準備運動後に誤嚥防止として唾液の分泌を促す顔筋肉運動と嚥下動作を行い、その後、眼筋肉視野狭窄予防のお目めの運動と続き、タオル体操、ラジオ体操、体の各部位を強化筋肉ストレッチを行っています。 その間、約40分…皆さん熱心に世話役コーチの指導のもと真剣に取り組んでおられます。

その熱意に触発されて今回インナーマッスル強化に大きな効果が期待できるセラバンド体操を始めました。

  

『正道官衙でストレッチを楽しむ会』 の新たな取り組みセラバンド体操!

正道官衙ストレッチの発足の動機の一つに『筋肉の退化を防ぎ、筋力の衰えからくる転倒骨折→寝たきりの予防と体内筋力の老化を防ぐことを目的に掲げて今日まで効果的な筋力強化ストレッチの運動を行ってきました。

最近ではスポーツタオルを用いたインナーマッスル強化運動に取り組み、体幹強化の実を上げつつあります。 最近、各所で高齢者の体力維持、インナーマッスル強化に最適な運動として『セラバンド』を使ったセラバンド体操がで行われて効果を上げています。

   

過日、亀岡の京都学園大学を訪問したとき、吉中教授の指導のもと地域の高齢者『かめおか元気にし隊』のみなさんがこのセラバンド体操を熱心に行っていました。 その体操の効果をお聞きしますと、自宅で椅子に座ってでも簡単にこの運動ができ効果が大きいこと、高齢者の運動には最適であるとのお話をお聞きしました。 正道官衙ストレッチにおいてもスポーツタオル運動の進化として、このセラバンド体操に取り組みました。当面、土曜日のスポーツタオル体操と合わせて行っています。

インナーマッスルとは…身体の深部にある比較的小さな筋肉関節を保護し安定させる役割を担う。大腰筋・腸骨筋など。

深層筋。体の奥のほうにある筋肉の総称 この筋肉を鍛えることにより関節、五臓六腑の働きをよくする、姿勢がよくなる。

▼自重トレだけでは鍛えにくい筋肉を効果的に動かす、
自重トレで鍛えやすい筋肉(大胸筋や腹直筋、太腿筋など)を鍛えた後の追い込みなど、さらなるトレーニングの効率化を図るのにセラバンドを利用します。

セラバンドはゴムでできていますから、どんな動き、体勢にも対応できます。 ということは、極端に言えば、体のどの筋肉にも負荷をかけることが可能だということでこれからも継続して取り組みを深めていきたいと思っています。(完)