2016年‘ベートーヴェン第交響曲第九番’合唱団結団式の席で思うこと…

老いを重ねし者が活き活きと日々過ごすには、まず 心がなえない程度の‘健康’が必要であろう。  萎えないとは、誰しも齢を重ねると五臓六腑まったく異常なしとは言えず、一病息災ならOKだ!

健康と日々活き活きとの関係は…健康だから『日々活き活き過ごせる』のだし日々喜びを掘り起こし、喜び感じて生きていこうとする華やいだ心があるから『健康』なのか、鶏と卵の関係であると思ってはいる。

私は予定を立てる時、特に喜びを掘り起こすことをまず考え予定表に書き込みそして実行するように心がけている。昔楽しかったことを再び思い起こし、計画する或いは習い事に挑戦するというホジティブナ心も計画表を作成するときに呼び起こすようにしている。

共に計画実行した↓青芝フックさんらとタイツアランドでゴルフ  縁あってベトナムハロー湾船上で… 

 

私と第九の関係はまさにこの掘り起し、継続することの喜びの一つであり。

ピアノを弾きたいとの強い気持ちを実現させたのも68歳の時である。ピアノを自在に弾くことの難しさより弾けるようになりたい気持ちと、継続した取り組み目標があることにやりがいと喜びを感じたのである。

今、ショパンの『雨だれ』に悪戦苦闘だ!しかし、この苦闘の時間の向こうに喜びが…、練習を重ねると『箸にも棒にもかからない』とてこずる曲も、少しづつ曲になってきたと感じる。メロディーになってきたとの思いこそ大切と思っている。

縁を広げてくれた一つ…第九について話そう・・・

ライフワークにしてきた第九、今年は第14回宇治市第九コンサート合唱団に入団して、年末には宇治でベートーヴェン交響曲第九番を歌おうと思ったのは…

『今年の宇治第九はチョット違うぞ!』と思ったからです。専門家でもなし良し悪しはわからないが今年は指揮者が変わる、オーケストラが変わる、ソリストも変わる…ということで、『今年は宇治でうたおう!』と即座に決めた。

12月18日(日)予定が重なっていなければ、是非ともご来館ください。

↓ 結団式参加者受付     宇治市長、高谷指揮者、京都室内フイルハーモニー合奏団理事長、ソリストを迎えて

          

型通りの結団式が終わった後、びっくりだ!高谷光信指揮者からの申し出で結団式後、早速パートに分かれての初練習。

テノールは高谷指揮者自ら指導、各パート練習を短時間で終えて、再び各パートが集まり舞台上で高谷指揮者自らの指揮で全体練習、若さと親しみのある立ち振る舞い、発声やアクセントに至るまで細やかで熱心な練習…ウクライナでの常任指揮者として活躍しておられる高谷さん、意気込みが違うぞ…

『今年、宇治第九を選んで正解だ!12月18日の宇治第九は、いい第九が歌えるだろう』そのように予感めいた確信を持たせていただいた結団式であった。指揮者は新進気鋭で私が予想していた以上に素晴らしい陣容での宇治第九だ!

共に舞台前の緊張のひと時、4ケ月の練習成果を・・・                                   ↓命かがやけ第九(京都コンサートホール)  城陽フェスティバル第九(城陽文化パルク)

     

私はベートーヴェン交響曲第九を歌い始めて22年、会社勤めの時は大阪の合唱団などで歌っていた(第九以外に他の合唱団からお誘いがあるが私は第九だけ)

最近は隔年開催される‘城陽第九フェスティバル’(文化パルク城陽)と命かがやけ第九(京都コンサートホール)でうたってきた。

毎年新たな楽団、オーケストラ、ソリストで…また、合唱指導者のよき指導を受けて新鮮な気持ちになれる喜びこそ、22年間毎年末には第九をと決めて8月ごろから練習に入ることができた理由です。健康に感謝!仲間に感謝!

『縁!すべての縁を大切にして幾年月、ご縁がどれほど人生を豊かにしたことか・・・』 ベートーヴェン第九のご縁を話してみましょう。

第九のお陰で・・・

◎素晴らしい舞台で歌う

日本スイス国交樹立150年記念親善第九でスイスジュネーブヴィクトリアホールで歌う 

  

↓京都コンサートホール 大ホール

他には蔵前国技館特設舞台(隅田川5千人第九) 大阪城ホール特別舞台(1万人の第九)旧朝日フェスティバルホール(大阪フロイデェ合唱団)大阪シンフォニーホール(ミュ第九合唱団) 城陽文化パルク大ホール(城陽第九合唱団)宇治市文化大ホール(宇治市第九合唱団)京都会館(京都銀行70周年記念第九)

◎第九の長い期間の練習で素晴らしい出会いが…

↓観光を楽しんだ中村貴志合唱指導者↓命かがやけ第九仲間マレーシア結婚式に参列↓スイス第九打上げ

  

↓ヴィクトリアH親善第九小松長生指揮者と↓コンサートH 本番前 ↓城陽第九で藤沢幸夫指揮者と対談

  

                                                 ↑左から二人目イ~ウェンさん

◎イ~・ウェンさん マレーシア:京大留学生時に第九の一員(結婚式:披露宴に招待されマレーシアペナンへ…披露宴後ベトナムハノイ、ホーチミンへ)

◎小栗好文さん(日本スイス国交樹立150年記念第九で同部屋に、その後美濃歌舞伎出演時ご招待うける)

ことさように、躊躇することなくご縁を大切にしながらも、その位置にとどまることなく、さらに、日々楽しき事、喜びとすることを大切にしてきた。

『この歳で…』とか『邪魔臭い…」とかの気持ちが行動を鈍らせると、きっと 実年齢が迫ってくるであろう。 心臓ペースメーカー永久埋め込み手術をして1年が経過した今、従前と変わらぬ体感、体調であることに感謝しながら今日をしっかりと生き切ろうと思っています。   (yamashin)