「親のお金」にどうかかわったらいいのか?

夫婦でも、親子でも、ちょっと触れたくない?語りにくいのが「親(配偶者)のお金(財産)」ではとの懸念に踏み込んだ記事がLIVING京都東南の一面に特集されていた。(一部転載)

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★病気やケガ、認知症などトラブルは突然に!

近年、世帯構成が大きく変わり、三世代同居や四世代同居と言う家は少なくなってきた。

従って、高齢世帯、高齢者一人暮らし世帯がこの地域でも普通で、多くを占めている。「親のお金」とは、親自身の蓄えや年金、いわゆる財産などのこと。食べていくのが精一杯のなかでも“お金”に関わる悩みは絶えずつきまとう。その日暮らしを子息に依存せずに過ごす高齢者にとっては、考えが及ばないか、気にしていても…、ま~、何とかなるだろうと思うのが普通である。

しかし、突発的な状況になると…、例えば、急な病気やケガで入院したりで、金融機関に足を運ぶことが難しくなったり、自分では意識していない認知症などの影響で判断がおぼつかなくなってしまった時、貴方は大丈夫?と問われれば、どうでしょう?子息が遠方で生活していて、細やかな意思の疎通ができていない時はたちまち困るであろう。いくら蓄えがあっても、なければ余計

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★「延命処置はしないで…」とか、お墓のこと葬儀のこと、遺言については最近多く語られ、書き置きや、それなりに戸惑いなく後事を託せるようにしている人も多くなってきた。

よく言われることは、「妻(夫)の貯金通帳、印鑑がどこに始末っているのかわからん」「キャッシュカードの暗証番号もしらん」まして、「チョットまとまったお金の所在なんて知らん、妻(夫)に任せきり」「一人暮らしなんで息子(娘)には、そんな細かいことは話していない」と、話される人も随分多い。いざという時にと残している“お金” すら、役に立たないことはないだろうか?

そういうことで、問題なく推移していくご家庭が多いのも確かであり、それなりの知恵で事が起こった時にも十分とは言えなくとも、何とか次の ステージに何とか進んでいくからして、世のなかは上手くなっているのかもしれない。

★ひるがえって見れば…

昨今の時代の変貌は、我々の世代が

感じてきた生活実感とは大きく異なり若い世代の肩に重く乗っかっている様に強く思います。

便利さとすべての面での豊かさが、若い人の生活のベースになってきています。われらの時代と 比較はできない。例えば、携帯電話の保有・台数、IT機器の購入ワンボックスカーなどマイカーの保有など数えれば随分と固定費として支出額が多く、高額となっています。また、高学歴社会で子息の教育費の家計に占める割合も、家計のやりくりに苦労を招いています。収入と支出のバランスをどうしても欠くことになり、しからば世の豊かさに背を向けて我が家のペースで“我が道”を行くというには、精神的にも厳しい時代となっているように思えてならない。

また、世の風潮、仕組ひとつをとっても“お金がいる”無ければ無ければ飢餓感、無常観にさいなまれれてしまう世帯盛りの家庭は、若い人にもあるだろう。『気になるが親の生活までは、気になるが…』という子息の状況でもあろう。

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★『結婚はしない・子どもは望まない・女性参画時代で働くことを望む女性・生活のレベルを保持し・アップするために共に働く家庭』等、一様にはいかない今の時代、力強く目標をもって、経済的にも自らの『今』を充実させるために努力する息子(娘)孫の時代に「健康で何とか生活している親はありがたい」との気持ちを持つだろう。

我が世代は理解し、温かい眼差しと言葉だけでも力添えの心が必要な時代認識も必要であろう。

★子や孫がしっかりと生活を維持し、努力している、そして、努力の成果が感じ取れ、認められるならば…、今日まで努力してきた親の思いはきっと満たされるであろう。しかし、そうはいかない若い人の家庭もある。頑張っている、努力している子息の姿を見れば、親の現状をタイミングよく話し、元気な今の“ちょっと先”の難事に対しても、親の考え、子息の考えをすり合わせて、切り抜ける方法、「お金」も含めて話し合えれば最高だと思います。これは難しいが、考えてみよう。