『出したら…入れる』『開けたら…閉める』『脱いだら…片づける(しまう)』この歳になっても妻からの一言が、身にこたえる。
だのに…ついつい、悪い癖が時々ではなくて、やってしまっては、妻の一言に苛立つ悪癖がなおらないこの私、その時は反省しきりだが…
この悪癖は独身時代にも母からよく嘆かれ、小言を貰っていたからして、筋金入りだ!!学生のときも、勤労青年時代も‥‥と言っても、いつもではない、ちゃんとするときもあるが…精魂尽き果てて安住の我が家に帰宅した安ど感からか、ついつい脱ぎっぱなしのいい加減な男になってしまうのだ。
結婚してから今日まで、この悪癖は少しも改まらないと、妻から顰蹙(ひんしゅく)を買う始末だ。
きっとこの悪癖は母の血を引いていると私はうそぶいているが…、母も妻もこのずぼらさを帳消しにする私のいいところ(そんなものないですよの声が聞こえる…)が沢山あるから、小言を言いながら尻ぬぐいをしてくれているんだと勝手な言い分で、今も甘えている私。
もうそろそろ、『出したら…入れる』『開けたら…閉める』『脱いだら…片づける(しまう)』という、シッカリとしまいのできる男に変身しよう。
はたしてどうなるやら…『よろしくお願いします』 (yamashin)