冷たく頬をさす風、底冷えの2月20日(土)正道官衙ストレッチに集う皆さんが スコップ、鍬、バケツ、雑巾をもって寒肥施しのボランティアをおこなった。
ストレッチに集う私たちを応援し、大きな力を与えてくれる正道官衙の梅ノ木、桜の木、藤の木…等の根元に寒肥を施す作業は、毎年この時季にボランティア作業と言うよりも、お礼の気持ちを持って行っています。 寒肥に呼応するかの如く、梅が咲き、桜花爛漫の時季にはボランティア作業の成果を共に喜ぶことが出来るでしょう。
ボランティア作業は例年のことで、ストレッチに集う皆さんの心意気と、思いをこの作業を通して強く感じることが出来た。(写真クリックしてください。拡大します)
↑ 寒さに震える寒梅 ↑ 木々の根元に油粕を埋め込む
↓ 少し固いな~ よっこらしょ! ↓ 雑巾片手に石碑、表示物洗浄
↓ もうそこに春が… 梅が咲き、桜が咲く、 桜花爛漫のその日がそこに・・・
この正道官衙遺跡が整備されて20数年過ぎた、当時木々は背も低く、根も浅く 万葉の木々として、『早く大きく育てょ、』との願いが通じたのか、今では古木となり春夏秋冬の景観は、遺跡公園の品格と風格を備える程に素晴らしい木々に成長した。
朝夕、健康長寿を願う人たちが三々五々と集い来て、それぞれの思いをもって周回を重ねておられる。土曜、日曜、休日には幼子を連れた若夫婦が…はたまた、児童少年と共に訪れる親たちが思い思いの遊びと戯れを楽しんでおられることもこの正道官衙遺跡があればこそである。
この正道官衙遺跡には城陽市の委嘱業務として、3人の方が輪番で一定時間公園の清掃、木々の管理などを行っておられる。 今回のボランティア作業については城陽市の教育委員会公園遺跡管理課から油粕20㎏の提供を受け行うことが出来た。(進)