本年の1月3日にNHKがニューイヤーオペラコンサートを中継しました。日本を代表する一流の歌手約20人が出演されましたが、その中にソプラノ歌手の田村麻子さんが居りました。田村麻子さんは幼少時寺田宮ノ谷に住んでいて、深谷小学校および東城陽中学校で学んでおり、私の3女と同級であったことから、可愛い姿を憶えております。中学を卒業した頃、父親の転勤で東京に転居し、東京芸大を卒業後アメリカに留学し、現在は欧米で活躍されております。また、去る4月5日、ワシントンDCでの米大リーグオープニングセレモニーで、戦後70年を記念してアメリカ国歌を斉唱しました。なお、試合はナショナルズ対ヤンキースで、始球式を佐々江駐米大使が行いました。地元から一流の方が育っていくことは本当にうれしいことですね。
さて、田舎育ちの私が初めてオペラを鑑賞したのは、学生のとき就活で関西にやってきたときです。大阪の従兄に招待されて、サンケイホールで「パリアッチ」を鑑賞しました。京都に就職してからは「カルメン」「魔笛」「フィガロの結婚」「トスカ」「蝶々夫人」等々、めぼしいものはほとんど観ました。しかし、聴きなれた序曲やアリアには感動しますが、全体を通じて舞台の雰囲気以外はつまんない。むしろ、ミュージカルや宝塚歌劇のほうが自分に合っているようです。音楽的感性が足りないのかな?
初めてキリスト教会での結婚式に参列した時、讃美歌の斉唱がありましたが、知らない歌ばかりの中に「魔弾の射手序曲:ウエーバー」とそっくり同じメロデイの歌があって、うれしくなり、大声で歌ったことを憶えております。