“10月7日.一日管外研修”過疎化と京都府下で最も高齢化が進む伊根町を訪問し学ぶ…

伊根役場保健福祉課と地域包括支援センターが 取組む“すこやかサークル”と交流

地域力再生交付金を活用して平成24年度は“かめおか篠町健康体操”を、平成25年度は“かめおか元気にし隊”を訪問し、地域の高齢者の皆さんが真剣に“健康長寿:地域の絆の醸成”に努力されているのを研修し多くのことを学びました。

↓伊根町保健センター内のリハビリ器具 

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平成26年度も同じく地域力再生交付金を活用し、活力と地域おこしに取り組む伊根町を訪問する。

伊根町は高齢化率43%、人口減少に悩みながらも世界的に有名な伊根湾・舟屋の里と言う観光資源をフルに使い“地域おこし”“健康長寿”を目指しておられる。 この度、伊根町を訪問し健康長寿の取組から多くのことを学びたいと思います。

↓伊根町舟屋群                 ↓ 雨に煙る伊根湾

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1.伊根町担当セクションとの打合せ

・伊根町役場保健福祉課 課長補佐 石井明博氏、伊根町地域包括支援センター課長補佐(保健師) 梅崎智実氏と電話及びメールで伊根町の健康長寿の取組を拝聴した。

伊根町は過疎が進んでおり点在する高齢者の健康長寿を願い自主的な行動を促すために“すこやかサークル”を立ち上げられた。その実績を知り訪問研修を企画する。受け入れについても“正道官衙でストレッチを楽しむ会”の活動内容をホームページで確認され、相互の有意義な交流を行おうとの結論に達した。

2.現地訪問実情の下見と打ち合わせ

・8月28日(木) 伊根町役場と伊根町地域包括支援センター(内保健セン  ター)訪問、石井明博課長補佐と梅崎智実課長補佐(保健師)と面談し、訪問交流の詳細打合せと‘すこやかサークル’の活動内容について傾聴する。

・運動プログラム、パワーリハビリとバランス訓練を用具を使わせていただき実地に体験する。

・10月7日(火)訪問日程の決定と交流内容について打ち合わせを行う。また、参加者の年齢構成及び訓練効果について伺う。

↓ 観光資源伊根湾.    地域の活性化に頑張る地元地酒向井酒造蔵元.流入組来福水産&なぎさ食事処

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3.すこやかサークルの実施要項

・町内在住の高齢者の心身機能の低下による転倒骨折、寝たきり、閉じこもり防止を継続したサークル活動で自主性と健康長寿を目指す。

・パーワー・リハビリテーション(器具4台:写真参照)により介護を要する状態になることの予防、心身機能維持回復に適した訓練を実施する。

・日常生活の自立を促し助け健康寿命の増進を図るに、自ら進んで自らの健康を維持しようとする自助力を呼びおこす

・実施主体は伊根町、実施場所は伊根町保健センター、実施日は週1回で午前48回、午後48回、センターの車で送迎

・内容.一般状態観察(血圧自己測定)準備体操、運動プログラム(パワーリハビリ.バランス訓練)クーリングダウン、自主運動の確認指導・・・自主的にパワーリハビリ機器を使いトレーニングを行ってもらう。スタッフは指導・助言を行い機器の設定は自分で行ってもらう。(必要な人は介助する)

・スタッフ.保健師、運動トレーナー(雇い上げ)看護師(雇い上げ)理学療法士(委託)

4.交流実施内容

(1)実施日及び行程 10月7日(火)小型バス借切り(ブレジェント観光バス)

城陽市正道官衙遺跡公園8:30→久御山淀IC→(京都縦貫)→丹波IC…綾部JCT → 綾部天橋立IC…11:30着伊根町 (昼食) … 14:00伊根町役場:伊根町保健センター訪問

・   すこやかサークル参加者と共に集団体操、運動リハビリを行う

・   参加者との懇談:交流

・   保健センター指導者との意見交換

伊根町保健センター15;30発 → 18:00頃帰着 城陽

(2)参加者 正道官衙でストレッチを楽しむ会の世話役及びお会員20名(予定)

(完)