京都南座“三月花形歌舞伎”夜の部に…

久しぶりにお招きいただき南座の“三月花形歌舞伎”を見に出かけた。

歌舞伎18番中の18番 ‘御摂(ごじいき)勧進帳’ 武蔵坊弁慶は松緑、富樫左衛門は亀三郎、源義経は梅枝…松緑の弁慶は南座初お目見え、富樫の亀三郎は品のある立ち振る舞い口調、他の役者が演じた勧進帳を思い浮かべてうっとり・・・

南座の観客席は1F:座敷:2F:3fで1074席とか…客入りは8割かな?その内招待客は何割?、多くの招待客がおられるようだ。この時世で水曜日の夜…集客も大変だ

↓ 四条駅から階段を…    ↓ 四条通から        ↓ 南座前の招き看板

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↓開演前の舞台:客席 女性客が7割か?      ↓ 開場間もなくの客席

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南座の歴史

南座は、元和年間(1615~1623年)京都四條河原に公許された7つの櫓の伝統を今に伝える唯一の劇場です。四条通りをはさんだ7つのうち、明治を迎えたのは2座のみで、明治26年に北側芝居も廃座となり南座だけが歌舞伎発祥の現在地に残りました。

明治39年(1906年)白井松次郎、大谷竹次郎兄弟の松竹合名社が経営に当たります。そして大正2年に改築。

さらに昭和4年、由緒ある櫓を備えた桃山風破風造りの豪華な劇場を竣工させ、以来激動の昭和期を通し京阪の

代表劇場として多様な演目を取り上げました。取り分け京の年中行事となった歳末の吉例顔見世興行は戦中も一度も絶えることなく続けられました。

平成3年(1991年) 、松竹株式会社会長永山武臣により、京都の街の景観にとけこんだ外観はそのままに内部を全面改修し、最新設備の近代劇場として改築され、同年11月新装開場記念吉例顔見世興行によって新時代の幕を開きました。 (南座ホームページから引用)                  (完)