この梅雨時季、近隣の庭には色彩、形の異なる紫陽花が雨にうたれながらも鮮やかにその美しさを誇示している。 やはり、紫陽花は梅雨季に映える花の一番だろう。第九友達東京品川のH:Nさんからのメールにも道端に咲いた紫陽花のスナップ写真を送ってきてくれた。日本中紫陽花の咲く時季なんだな~と…(笑)
私は花が好きだ!我が家にも5~6年前に鉢植えを購入して今日に至っているが…ようやく冬の枯れ木同然の時季から枝葉に活力が蘇り、葉を茂らせ季節のうつろいにつれて大きな葉っぱの先に❛花芽❜を見いだせた時は、喜びだ! 『今年も花が咲くぞ!』と日に日に花芽が大きくなり、この時季(6月上旬)開花するのである。咲き終わった後の花の枝切部が次の時季の花芽に繋がるとか・・・
紫陽花の横に百合が… そして、キュウリの葉が茂っている。その横は菊が秋の開花に備えて茂っている。確かこの菊は紫色だったかな?楽しみだ!
キュウリも小さな実?をつけている、トンガラシも、なすびも、トマトも…これは食べるのに大変だ? 夏野菜と紫陽花、百合の花… 土つくりから植栽、水やりと楽しみながらの家庭菜園。妻はあきれている。
親父が自宅前の5坪ぐらいの土地で家庭菜園を…四季折々の野菜を育てていて通る人から『良くなっていますね~』とかの誉め言葉と共に雑談に花を咲かせていたのを思い出す。 父は99歳で逝ったが、小百姓の二男として幼いころから手伝わされていたのであろう、なかなかの博識であったし、マメで賢い親父だったと野菜つくりにいそしむ親父の顔、姿を思い出すのもこの時季だ。
私はと言うと現役時代からそんな邪魔くさいことはかなわん!と盆栽も家庭菜園も全く縁がなかったが、ここ10年ぐらい前から種をまき、球根を植え、芽を吹き茎を太らせ、けなげに咲く花の魅力に魅入られ、なる野菜の実にも喜びとやりがいを感じるようになってきたから…これ不思議だ!『やっぱり、親父の血が…』と思いながらも、この楽しさが親父の健康維持だったのかと、今更ながら感じ入っている。 今年は小玉のトマトが豊作だ! 夏野菜がすめば次は何をと思いを巡らす私である。