佐渡裕総監督&指揮のサントリー1万人の第九に久方ぶりに参加しようと思ったのは…、『100周年鳴門第九の舞台に続いて、昔(15年前)大阪城ホールで歌った感動を再び…』との強い思いをもって9月から経験者6回練習参加と佐渡裕指揮者の直接レッスンに参加しての12月2日(日)の本番舞台であった。
感動冷めやらぬうちに私の思いを吐露しよう。
佐渡裕さんが1万人の第九の指揮を取られたのが1999年だと話された。私はそれより5年前、1994年に無謀にも第九に挑戦しようと決意し『大阪フロイデ―』の団員になった。経験でなし得ない何かをと挑戦した第九、悪戦苦闘の末大阪フェスティバルホールの舞台で、早くもオケ合わせから感動と感激で涙して歌った。
その後、宇治第九、城陽第九、いのち輝け第九、京都ミューズ、鳴門第九、隅田川5000人の第九と毎年どこかの合唱団に加入し第九を歌ってきた。その中には定かではないが2000年から3回、大阪城ホールでの1万人の第九を歌ったことも忘れられない。 そして、今年あらためて1万人の第九に参加しょうと思ったのは、やはり、歳重ねて78歳(12月1日誕生日)を1万人の第九の友と寿ぎたいという思いがわいてきたからである。 参加して、表現の域を超えた感動と心底からの歓びを実感することができた。富岡健合唱指導者に巡り合えたことも喜びだ!素晴らしい指導者と巡り合えたことも喜びで、うれしく思っています。
会場で隣の席におられた高橋六雄さんとも語り合うことができた。このように第九を歌っていたからこそ多くのご縁を結ばせてもらった友との交流も深みのある日々を感じることができている。
日本・スイス国交樹立150年『ヴィクトリアホールで第九を…』の旅では同室であった小栗好文さん、小栗さんは岐阜県瑞浪市地歌舞伎『美濃歌舞伎』の役者としても毎年頑張っておられ、私も都度観劇に招かれる良き友だ!
100周年鳴門第九でご一緒した溝入さん、いのち輝け第九で縁を結ばせていただいた留学生イ~ホ~さんはマレーシアでの結婚式披露宴に列席させていただくという普通では考えられない縁を沢山結ばせていただいた。
ありがたいことである。
加えて、24年余り年末第九を歌いつ続けることができたこと、その為には毎年8月から週1回の練習に参加が必須であり、知らず知らずのうち身を律し、健康管理に意を尽くすという気持ちで日々を過ごすこともできた。何よりも妻、節子の理解と応援、息子、、その妻、孫の声援が大きかったと感謝している。その我妻も2010年から5年、城陽第九、宇治第九、いのち輝け第九の舞台に私とともにたち歌ってくれたことも良き思い出だ。
昨日、1万人の第九を歌いながら過ぎ去りし年月と第九とのかかわりを思い起こしながら、新しき年は妻節子と再びこの1万人の第九に参加したい、この感激感動を妻とともに味わいたいとの思いを心に刻みながら帰路につきました。
今年はこの後、宇治第九(12/9)第九ひろしま2018(12/16)と第九を歌うことができる。 広島は2泊3日妻とともに広島観光を兼ねて楽しみたい。【完】