今年のストレッチ納は12月30日(土)とした。例年もう少し早くストレッチ納を設定するが…年末の繁忙期でも集い運動しようとの機運もありこの日に設定した
ここんところ大陸からの寒気団が日本全土を覆い、寒くて冷たい日が続いている寒い朝だったが、30人を超える人たちが早々と集い、ストレッチの開始を待っている素晴らしい!運動習慣を身につけた人たちだ! 周回する人、柔軟体操をする人、数人集まり談笑する人… 世話役トレーナーの合図でストレッチが始まった。7年を迎えるこの会の成熟した姿だ。
← ストレッチ終了後甘酒で乾杯
それぞれが、それぞれの思いを強く持ち、正道官衙ストレッチに取り組んだという ❛満足感❜と、新しき年も引き続き運動する楽しみを求めたいとの強い気持ちが この厳寒の日に集うという、❛運動習慣❜が身についた姿であろう。
今年1年を振り返ってみるときに…
①好天に恵まれた。
週3日火曜日、木曜日、土曜日は年間を通してあまり雨が降らなかった。直前まで降っていた雨が6時過ぎにはやんでいる。というぐわいに天候に恵まれた。
②週3日すべて参加どころか・・・ 開催日皆勤という人もあり、年間通じて多くの人たちの参加された。
出欠をとらない、会員名簿を作らない、いつでもだれでも自由に体調を考えて参加するというこの会は、まさに、自らの健康長寿の取り組みは自らの継続した努力で手繰り寄せるという❛最も大切な効果を実感し自らの意思で取り組む❜という姿勢が浸透してきた証拠であろうと喜んでいます。
③運動障害事故がないように注意を喚起してきた効果は?
今年は初めてストレッチ中に転倒、負傷という事故が発生した。バランス運動中にふらつき転倒、頭部を強打…頭部のことであり救急車を要請、木津川病院に 搬送、傷も軽微で頭部の異常もなく安堵した。我々世話役はこうした傷害事故や循環器系等の緊急事態の発生を最も恐れる。運動障害を予防するために話し合いを持ち注意を喚起し印刷物を配布した。 自己責任での運動参加も徹底した。
④京都府地域力再生プロジェクト事業交付金の申請認められる。
2,011年から年連続申請し交付を受けた交付金申請を再度2017年5月に申請交付の決定を受けた。 新規事業を始め正道官衙の深化を意図した取り組みを行った
・米原河内梓地区を訪問し、高齢者の居場所づくり、健康長寿の取り組みを研修した。
・新規事業として11月23日(火・祝)と28日(木)の両日地域の皆さんを対象として、京都テルサフイットネスクラブの運動指導士(インストラクター)を招聘し午前9時半から11時半までの2時間にわたり筋力及び関節可動域を広げる運動や正しい歩行の実地訓練を受けた。 この模様誌開催にあたり、地域に3,000枚のチラシをポスティングした。 結果、多くの参加者が集う他、正道官衙ストレッチの会の活動を広く地域の皆様に告知することが出来た。正しい歩行実地練習
この他 正道官衙遺跡公園近くの民家火災発生により、高齢者夫婦が親戚に身を寄せておられるとのことで、会員の善意の基金を募り寄贈し激励と一日も早い精神的なダメージからの回復を願った。
大晦日、正道官衙でストレッチを楽しむ会の一年を振り返ると…、健康長寿を願う人たちの積極的な参加行動により、個々人は大きな果実、効果を実感された 一年であったと思う。
この会参加者の平均年齢はと問いかけられれば…定かではありませんが(名簿を作成していない)75歳ぐらいでは? 3人の世話役トレーナーは82歳、77歳、73歳であるからして、この会の平均年齢は70歳を超えているだろう。(心身の平均年齢は60歳代であろう)
考えてみると、正道官衙でストレッチを楽しむ会も、つつがなく7年を迎えようとしていますが・・・Tさんをはじめ集われた多くの人たちが、老いを重ねる中で病に倒れ、不遇を嘆き❛正道官衙ストレッチ❜に思いを寄せながら正道官衙に足を運ぶことが出来なく、ある人は施設、病院に…ある人は帰らぬ人となられた・・・
老・病・苦・死 への道のりを私たちは知らず知らず? 身の不調を感じながら歩んでいかなければなりません。
事実 着実に歩んでいるんですね。 嘆くこともありませんし、悲観することもないと思います。 まさに自然の摂理でしょう。
だから私たちは・・・ 今を大切に、大事に、思いを込めて 生き切る心の在りようを求めて、楽しく充実した日々を、無理なく過ごせればと心の奥ふかく、深く、深く・・・思い、覚悟した日々を過ご力を生み出す正道官衙ストレッチの会を大切にし今後も続けていきたいと考えています。
しかし、『運動をしよう!』『正道官衙ストレッチに移行!」思い早朝から正道官衙遺跡公園に来られているんだと思うとき、 私たち世話役コーチは参加される多くの人たちの満足と体幹効果を実感していただく為に、新しき年も旧年に倍して努力いたしたいと存じます。
『今日が健康であれば・・・ 明日も健康であることを信じながら、も、突然襲い来る事々を受け止めることが出来る日々を過ごしていこうと思っています。』
末筆になりましたが、ホームページを愛読いただいている皆様にとって、新しき年が幸多く健康に恵まれた日々でありますことを念じまして御礼のご挨拶とさせていただきます。
よい年をお迎えください。
世話役代表 山本進