穏やかにガラス越しの日差しを受けて、微睡(まどろ)むもよし、柔らかき夕陽を背に紅葉をめでながらの散策もまたよし、安穏な日々の繰り返しはたとえ平凡であっても齢を重ねる者には掛け替えのない心満ちた日々であろう。
非日常的な日々、事々は…
贅沢を言えば・・・老いを重ねるに必要と言われている“非日常的な時間” “好奇心いっぱいの時間” “感動と感激、こみあげる力を感じるひと時”をどのようにわが手に掴み取るかということも齢を重ねれば重ねるほどに必要と思うのである。誰もがそう与えてくれるものではない・・・『邪魔くさい』『しんどい』『一人で行くには…』とか、それなりの理由をつけて日々安穏繰り返しを選んでしまうのが常であろう。自らが考え行動して喜びを手繰り寄せる、健康や環境や余裕も若やぎには不可欠であろう・・・
◎ハープのホームコンサートに出かける
↓宇治市広野町尖山(宇治植物園近く)フルート奏者 西村美香さん宅で11/15 “尖山ホームコンサート”が開かれた。
ふとした御縁の案内により、今日は珍しいハーピスト 山本真美さんの‘ハープホームコンサート’である
植物園近くにお住いの西村美香さん(フルート奏者で関西・中部圏内で活躍)から1ケ月前に“ハープホームコンサート”のご案内をいただいた。美香さんのフルートではなくて、友人のハープ奏者が西村美香さんのご自宅のフルートレッスンスタジオでハープの演奏をされる『これは珍しい!ホームコンサートもいいな~』と 1ケ月前からワクワク楽しみだ!この楽しみが心を膨らませる。
楽しみのお裾分けとばかりにご近所のHさんにもお声をかけさせていただいた。 Hさんもお友達2人を誘って楽しまれた。喜んでいただけてうれしかった。
場所はご自宅の10畳ぐらいの部屋で47絃のグランドハープとサウルハープ、そして、アイリッシュハープ3台がおかれていた。室内にはハープ、窓越しに紅葉する木々、10数人の観客…とても贅沢なホームコンサートに大満足!大きな力、エ ネルギー、思いを一杯いただいて帰宅した。
このようなひと時を‘至福の時’と言うんだな~ 今後ともこのようなホームコンサートを開くとのこと、楽しみがまた一つ増えました。ご縁よありがとう!!
ハープ奏者 山本真美さん
プログラム
- ハープ協奏曲1楽章.泉.奇想的即興曲 荒城の月変奏曲(グランドハープ)
- 庭の千草変奏曲 (サウルハープ)
- 埴生の宿 (アイリッシュハープ)
- 七つの遠い思い出より(千秋次郎) 北の雲 湖上の風 丘を越えて
京田辺市出身、現在は福井県勝山市在住 大阪音楽大学ハープ科卒業 H21年福井県文化芸術賞受賞
◎文化パルク城陽開館20周年記念式典に参列 H27,11.14
招待を受けて記念式典への参列、小雨降る中文化パルク城陽に出かけた。30分ほど前であったが、受付前には多くの参列者が受付を待たれていた。 招待者と公募による市民参加の記念式典であった。
↓ 参列者の受付
↓舞台左、市長をはじめ主催者側 右側はバンクーバー・慶山両市町、三朝町長
↓感謝状授与
式典開式時には1F 2F 3Fは満席で、市長の式辞で始まり、慶山市長、バンクーバー市長の祝辞にと進むにつれて、式典は友好ムードと共に、当時、巨額の資金を調達し建立された総合文化芸術施設完成の恩恵を感じている参加者の思いが、館内に満ち溢れるてきたようにに感じたのは私だけではあるまい。
関西フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者藤岡幸男さんが、常々話されるのは『文化パルクプラムホールの音響は府下でも一番だ』と言う賞賛の言葉どおりでこのプラムホールの素晴らしさは舞台上で歌い奏でる人たちの満足を与えてきたのである。
ベートーヴェン交響曲第九番で舞台に幾度か立つてきた私自身も、このプラムホールが自慢である。スタッフの方々も素晴らしい興業演目、興業招聘が集客の上でも成功させ、さらに 次へつながる真摯な努力が今日20年の実績となり、今では誰もが認め感歎する、アーチェストを招聘するという結果につながっている。そうした思いをもってこの式典に参列する一人として、喜び一杯で胸ふくるる思いだ! これからも素晴らしい興業演目を期待しよう。 (SY)