齢を重ねるにつれて、“縁”が遠のいていく?遠ざけている?ということはないでしょうか? 閉じこもり、会話が邪魔くさくなる… 世間を狭くしてしまう。
最近のありがたきご縁、三つ
歳かさね 縁の拡がり 慶びて 有り難きかな 若やぐ身心 (進)
◎‘正道官衙でストレッチを楽しむ会’のご縁
◎滋賀県木之本(長浜市)農家 丹治さまとの御縁
◎ベートーヴェン交響曲第九 合唱 に導かれたご縁
縁を大切にする…今からでも遅くない、いただいた“縁”を膨らませ、楽しみましょう!‘縁’に感謝の事例を三つ下記に記してみましょう! みなさん臆せず積極的に心を開こう!!
◎“正道官衙でストレッチを楽しむ会”に集われる人が多くなればなるほど、今まで知らなかった人、知っていても親しく会話を交わしたことのない多くの人とも朝の挨拶から始まり、いつの間にか笑顔と共に身近にあったことを話す相手となってきたと話される。そして、朝のストレッチが楽しみになり皆勤の自分に驚く。
↓共に汗を流す正道官衙遺跡公園の清掃ボランティア ↓いつの間にか親しくなって…挨拶から始まる
◎木之本(長浜市西浅井町小山)の農家丹治さんとの出会い
北陸に旅行した時の帰路、木之本の道の駅に立ち寄った時に丹治さんが生産された羽二重のもち米が販売されていた。正月用として15Kg購入した。普段購入しているスーパのもち米でついた“餅”と比較して数段粘りもありうまい!普通ならば話はこれで終わりである。
コメ袋に記入されていた生産者の住所と電話番号を記録しておき、翌年の11月丹治さん宅にもち米と白米の購入を電話でお直接願いしたのである。購入を快諾頂き、その後、木之本の丹治様宅に出かけるようになって3年の年月が経過した。
今年も過日 丹治さま宅に出かけた。丹治さま宅は大きな旧家で大歓迎を受けた朝から用意されていたのであろう“ぼたもち” 渋茶、自家製の沢庵に奈良漬、こころを感じさせていただく会話と共にひと時を楽しませていただき帰宅した。暖かい気遣い、木之本の様々な出来事をお聞きするのが楽しみで、道中の比良連峯の紅葉と共に毎年の楽しみになった。菊づくり名人のお話も深みがあり楽しみだ。
↓湖上に浮かぶ白髭神社の鳥居 ↓お土産にまで頂いた自家製‘ぼたもち’ ↓白米30K.もち米15K
◎ベートーヴェン交響曲第九番のとりもつ “縁”に感謝!
今から20年ほど前、何かに挑戦をとの思いを持っていた時に、出会ったのがベートーベン交響曲第九番であった。 あれからライフワークとして毎年8月にどこかの合唱団に入り、年末、オーケストラ・ソリストと共にする第九舞台をめざし、心をときめかせ毎年取り組んできた。
5ケ月の長い練習期間は厳しく大変だ!しかし、年齢に関係なく多くの友を得ることができた。お蔭で“日本・スイス国交樹立150年、ジュネーブヴィクトリアホールで歌う第九”に出演することができた。また、第九で共に歌った縁でマレーシアの結婚式:披露宴にお招きいただき、マレーシア(ペナン:クアラルンプール)とベトナム(ホーチミン:ハノイ)を旅する喜び充実感を味わうことができた。簡単に記してみよう。
・“日本・スイス国交樹立150年、ジュネーブヴィクトリアホールで歌う第九”
城陽第九フェスティバルの合唱団員として年末にベートーヴェン第九番を歌ったのは2013年12月であった。8月からその合唱団の指導をされたのが中村貴志先生であった。先生から『スイスジュネーブに行かないか?日本から50人ほど、スイスのオーケストラ、欧州で活躍するソリスト、指揮者は小松長生氏だよ』迷ったが行くことにした。フライト12時間(乗り継ぎ時間入れて)パリにも足を延ばす。
↓ 指揮者小松長生氏とパリ空港で記念写真 ↓ ジュネーブヴィクトリアホールでオケ合わせ写真
日本からジュネーブ、パリを共にした仲間とも、今だ交流があるのがうれしい。
◎マレーシアから京都大学に留学していたYee Yen(い~さん)とのご縁
2012年“命輝く第九第九”の合唱メンバーとして、Yee Yenさんのパートはソプラノである。私は城陽練習会場のお手伝いをしていた。Yee Yenさんは当時留学3年目で日本語も流暢で、合唱団の皆から可愛がられていた。性格は素直、控えめで京大食品学で研究をする才女という雰囲気を感じさせないのも好感をもたれていた。 我が家にも一度遊びに来ていたが、3月卒業時に来日した母親と恋人を京都案内した縁もあったが…まさか、マレーシアの結婚式・披露宴に招かれるとは思ってもいなかった。 5月に招待状をもって来日した。
この年齢である…迷いに迷ったが、せっかくのお招き、参列しようと決断した。7月から計画を練った。 この際ついでだ! ベトナム(ホーチミン:ハノイ)に足を延ばそう! ペナン3泊 クアラルンプール1泊 ホーチミン2泊 ハノイ2泊 機中1泊のオリジナルな長期海外旅行だ!
←新郎新婦 ← 新郎新婦と ←日本.台湾.タイから駆け付けた人たち ←350人の披露宴、舞台上で乾杯! ←メコン川デルタ地帯で大蛇を首に ←ホーチミンメコンデルタカヌーで下る← ハロン湾デークルーズ船上で
縁には年齢はないと考えます。ただ 蛮勇をふるうという部分も無きにしも非ず、人それぞれにあった…その人なりに訪れる“縁”にどのように向き合うかがそれぞれの課題であろう。 思い切って“縁”を手繰り寄せ、身も心も若やぐこともあれば、逆に重荷を背負うことにもなるかも? はてさて・・・
明日は68歳から始めたピアノの個人レッスンの先生(声楽家:ソプラノ)が出演される演奏会(芦屋の教会で地元オーケストラと歌われる)に出かける。楽しみだ!写真クリックしてください。拡大します。(完)