期待しながら… “取り組む” “待つ” “学習する” どきどき・・・ え~!
‘心がときめく’ ‘どうかな?’ ‘大丈夫かな?’ ‘やっぱり’ ‘すごい’ と、思い感じ、胸をときめかすのは恋心のみではあらず… すべからくに通じることではなかろうか?と、思っている。
特に齢を重ねるにつれて恋心は別にして、“ときめく心” “あっと驚く気持ち” “期待しながら待つ思い” は、すべて努力が伴うが絶対に必要なことだと思う!
↓金魚の卵が孵化して3週間…泳ぎだした(クリックで拡大) ↓富野の金魚問屋で成魚6匹購入(親魚)
2年前、近所の少し年下の男性からメダカを15匹程いただいた。今まで熱帯魚はもちろんすべての生き物を好んで飼育したことがない私、どうして? メダカの稚魚がたくさん泳いでいる彼の水槽を見て… 私にもできるかな?との気持ちでメダカをいただき産卵を期待し、孵化を願って飼育したのだ。
メダカはいただいたその年に産卵し、孵化したのである…『驚きだった』しかもH24,H25の両夏とも産卵孵化に成功した。やはり稚魚から成魚に生育させる過程、特に 産卵したと思えた時に成魚に食われないように隔離する、このタイミングが難しいが慣れれば左程でもない。
そこで、金魚もメダカ同様に産卵孵化させることができるんかな?やってみようということになった。やはり、体型のいい成魚:金魚をということで、近くで問屋がないかインターネットで検索する。富野にあった。訪れて店主に『金魚の産卵、孵化を…』と話て1匹400円の金魚を購入した。オス:メスは不明…はたしてメスがいるのかどうかも分からない? 大きめの金魚水槽を購入しメダカの水槽の横に置く、勿論 水質管理の循環器も購入した!(別に凝り性だとも思っていないが、妻は『楽しんだはる~』と、元気ならいいか!と思っているようだ)
↓ 狭いところに、金魚、メダカ、金魚の幼魚の水槽(水管理が大変)
元気に泳ぎ回る6匹の金魚、水中温度計を見ると水温は19℃位、飼育して3ケ月になる… 金魚の動きを見ていると『もしや…産卵しているのでは?』と成魚を隔離し藻や石だけの水槽を眺めること1週間余り、メダカのような稚魚、ボウフラのようなものが水槽の淵にへばりついているではないか? これは ボウフラかな?いや、ボウフラのように尻尾を震わしていない…水槽が違うからメダカではないやはり金魚の卵が孵化したのだと今も信じている。3週間経過して上記写真のような稚魚が泳いでいる。 『いつ赤くなるんだろう?』興味は尽きない!
すべからくそうなんだ! 心ときめかす… 期待する… 待つ… 願ったことの成就が “退屈感” を払しょくし “惰性”を排し “向上心”を持続させるんだと確信する。
遠い昔… 恋心を感じた乙女にこころをときめかし、思いが通じるようにとあれこれ考える、このこと自体、成就するまでの月日長ければ長いほど、苦労が大変であればあるほどに、その恋が成就したときの喜びが大きいということはみなさん体験済みのことでしょう。 この状態が若さということなら、齢を重ねし今、恋心は別にして… 他動的なことではなくて自らの取り組みでどのようなことがあるだろうか… 趣味が心を満たす。
現職を退いてから始めたことにプラウンタンでの花に野菜作り、特に球根を埋め込み、種をまいた後に『いつ発芽するかな?』と心待ちする期間と球根だと土を割り裂き芽が出てきたときの喜び、種だとある朝一斉に発芽したときは “待つ期間が長ければ長いほど喜びは大きい” カサブランカの球根を植えたときである、春になっても芽がでてこない・・・ 土の中で腐っているのでは? 遅いな~ とやきもきした結果、植木鉢を逆さまにして球根の状態を見ようと短気な行動に出たのである。
なんと・・・ 深く埋めてあったカサブランカの球根は土の中で逞しい芽を土上に向かって伸びているではないか! あわてて埋め戻したものである。
この時季になると思い出す。私の父は99歳で逝ったが、98歳まで家の前の3坪ぐらいの土地に季節の野菜を植えていた。この時季だとキュウリ、なすび、トマト、カボチャ等など、それはそれは立派に生育させて誇りとし楽しみとし、喜びとして命を長らえてきた。
私のメダカもそう、金魚もそう、花作りもそう…、私は少し先を見据えて、今を楽しく望みをつないで “活き活きと加齢を華麗に…” 過ごす工夫と取り組みを、これからも見出していくつもりだ。 まだまだ 気持ちだけは青春だ! (完)