今年も満開の桜を心から愛でることができた!

左程 今年の桜が例年になく美しいわけでもなく、心に留まったわけでもない。齢を重ねるにしたがって…、決して精神的、肉体的にもすこやかに暮らすことができている今でも、ふと、東京オリンピックの後の大阪万博開催時には幾つになっているんかな?とか、リニュアー新幹線?開通時には生きているかな~とか、我が年齢と予定されているル事々との出会いがあるや、なしやと考えてしまう 今日この頃である。我が歳78歳と4ケ月…

親父の逝った歳99歳はも~っと先だというのに・・・

005薬師寺境内の墨染めの桜

『正道官衙でストレッチを楽しむ会』会報から転載 2編

◎「歯 目 マラ (毛)』が・・・

麻酔注射!痛い・・・一瞬激痛が走る。龍年の男大きなペンチのようなものが奥歯をつかむ。

過日、歯科医院の診察台での出来事である。

先月から右下奥歯が痛い! 辛抱できないほどの痛さではないが、日に日に歯茎が腫れてじくじくと痛みが増していく。食事もままならず歯科医の診断の結果『奥歯が割れていて治癒不能!抜歯しましょう』となった。

『8020(ハチマルニイマル)運動』を私は意識してはいないが、自分の歯で食事を美味しく食べたいとの思いもあり、歯科のホームドクターのお世話になる頻度は多く、歯磨き、歯茎のマッサージなどは念入りに行ってきた。

ちょっとひんしゅくを買うコトワザかもしれないが…俗にいう『歯・目・マラ・(毛)』という言葉をご存知でしょうか?とうとうこのような順番…いやいや、順不同で襲い来る。蛇足になるが、二つの言葉の意味を説明しましょう。

『8020運動』とは:楽しく充実した食生活を送り続けるため「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

『歯・目・マラ・(毛)』とは:人の老いていく順番を言う。まず歯、そして目、マラは性的機能の低下を言うたとえで、これに毛(頭髪)をつける人もある。

間違いなく『8020』は至難な状態になりつつあるが、  歯科医いわく「〇〇さん、他の歯はしっかりしているんですが…この奥歯はもう駄目ですね!」と診断されて 抜歯になったのだ!抜歯後、歯科医いわく『この歯お持ち帰りになりますか?』だって・・・「いりません」奥歯との悲しい別れだ!

加齢とともに不具合な個所がどうしても増えていくが… 『嘆かず、愚痴らず、悲嘆せず、肩の力を抜き、最善を尽くそう!すべてを受け入れて明るく…明るく…だ!』「あぁ~、抜歯より患部への麻酔注射が痛かったな~」「もうそろそろ、衰えを認めて…老いを受け入れていかなければいけないかな~」 皆さんはいかに?

CIMG4178奄美大島マングローブ回遊

◎この歳になれば… 尿意、便通は若い時とは違うんだな~

一杯食べて、動き、働き、食い飲んでいた頃は、 便意をもよおせば…便座に座れば待ってましたとばかりに、ドドドと、すっきりするぐらいに便:糞がでてきたもんだ。

今はどうだろう…便意もさほどおこらないし、便量(糞の量)も少ない、快便、すっきりという感覚は乏しい。

勿論、食事の量も少なくなったし、運動もここんところ年齢相当な動きになりつつあるからして❛便秘❜も時として心配するところだ。さりとて、定期的に便意がないというわけでもなく 『便通は?』と問われれば『まあまあ…、 便秘薬のお世話にならなくてはもいいです』と答えるであろう。

【専門医のご宣託】

朝日健康・医療フォーラム2019で横浜市立大学院主任教授(消化器:便秘改善専門家)中島淳教授は『めざせバナナ状!考える人の姿勢で…』と提唱し、日本消化器病学会専門医鳥居明院長は『朝食と水分で腸を動かす、適度に油分も!』と提唱している。また『便秘の悩みは60歳を超えると急速に患者数が増える、70歳代後半では男女が逆転し男性が多くなると』

中島教授は『とにかく便意があろうがなかろうが、トイレに行く、定期的にトイレに行くことで便意が起こり、 でる』『姿勢も大事、ロダンの考える人のように肘が太腿につくぐらいに前屈みがいい』と、便座の姿勢を提唱する。

一方、鳥居院長は『朝食後は何となくもぞもぞしてくる、これは食べ物が胃に入り腸を刺激する    ❛胃結腸反射❜が起き、便を肛門に送り出す腸蠕動(ぜんどう)運動が起こっているのであり、朝食を抜くとこの腸蠕動運動が起こらない』と朝食の重要性と朝食後の便座直行が重要と話されている。

【我が心掛け】

私も快便を願い、植物繊維の多い野菜や果物、 海藻、玄米、大豆、ゴボウ、ブロッコリー、エリンゲ、 ヒジキを食するなど便意、便通に神経を使っている。その効果大、便通は心がけなくてはいけないに年齢になっていることもよく自覚せねば…逆に、尿意感覚は短く、尿意を催すとこらえ性もなく尿漏れを招く…この尿意は頻尿に結びつき、便秘にも結びつくんだろうか?

便通、尿意に真剣に向き合わなくてはならなくなっているのは我が身体の老化の勲章だろう。