①東城陽中学校 “合唱コンクール”に出かける
やんちゃな生徒も、音楽が苦手な生徒も、真面目に取り組むことが苦手な生徒も…『ようがんばったね~』と、声を掛けたくなる程の整然とした舞台に感動!
目標を定め、一丸となることの素晴らしさを知ったであろう生徒たち…こんなに一所懸命になることの素晴らしさも知ったであろう “合唱コン” の取組
スローガン『届けましょう 心に響きこころの歌を』掲げて、全学年、全てのクラスが“最優秀賞”を目指して努力した東城中“合唱コン” 素晴らしかった!感動!
登校児童のみ守りの時『おっちゃん!僕 合唱コンで指揮をとるねん』『聴きに来て~』と、東城陽中学校1年生の孝太朗君が誘ってくれた。まさか?孝太朗君が指揮を? これは聴きに行かねば・・・
開演前の静粛な舞台 孝太朗君指揮の1年4組の出番だ! 指揮者 孝太朗君
東城陽中学校の合唱コンクールと言えば、我が息子の中学生時のことが思い出される。もう、35年ほど前か… 幸太朗君との縁を話そう。
10数年前、池田小学校での悲惨な事件や、各地で登下校児童の事故・事件が多発したことに端を発し、私は自発的に“登校児童の安全見守り”を交通量の多い街角で始めたのである。
登校児童の見守る喜びは、児童の成長を日々感じとりながら『おはよう!』『行ってらっしゃい!』とかわす言葉がまたうれしい。おまけに馴染みの通勤の人、或いは ご近所さんとの交わす言葉も、これまた喜びで今も続けている(ただ、忙しい私だ…下校時はお許しいただいている)
かの孝太朗くんは新入生の時から人懐っこさと、時折見せる弱々しさが気になる子であった。 しかし、小学校5年頃から背が伸びだし、挨拶の言葉も一段と成長を伺わせるほどで、その成長ぶりがうれしい。今日の孝太朗君指揮ぶりは如何にと…、早い目に文化パルクプラムホールにでかけた。
横断中の旗の整備も大切だ! 寒中でも笑顔一杯に…『おはよう!行ってらっしゃい!』
会場は3階まで保護者、ご近所さんで一杯だ。おまけに敬老席まで設けて頂いている。舞台、観客席の緊張がビンビンと伝わってくる。各クラスでそれぞれ曲目を選び、指揮者、ピアノ伴奏、司会者を決めている。司会者は曲の紹介と組みの皆んなで苦労しながら取り組んできたプロセスを紹介するのである。
開演のチャイムが鳴り2年生の4クラス、1年生の4クラス、そして最後は3年生の4クラスが自分たちで選び、練習してきた曲を精一杯披露してくれたのである。
最近、各マスコミの報道機関では悲惨な年少者の非行や蛮行が、あたかも世の中すべての若者が…と、言わんばかりに報道している。
その報道の影響か?世の中すべてを風靡している悲しく辛い現象だと煽るが… 果たしてそうだろうか?この晴れ舞台で緊張感一杯で歌う姿を見る時に、大丈夫だ!こんなにいい子たちが懸命に歌っているじゃないか!と、胸が一杯になり、涙が滲むのである。
大人の責任は重大だ! 導くこと、信じること、自主性をどのように引き出すか懸命に歌う生徒たちの表情を見るにつけ考えさせられた。孝太朗君成長を喜ぼう明朝会えば思い切りほめてあげよう!
②Nさんの水彩画が展示されている。どのように描かれてるだろう興味は尽きない
70歳~80歳代の人たち(元会社の同僚であるか?)が趣味を通して互いに励まし、批評しながら絵を楽しんでおられる。それも、絵心を持ち続けその表現に工夫を凝らしておられることが素晴らしい。いくつになっても向上心と好奇心と行動する力を持ちたいものだ。
正道官衙ストレッチ仲間で絵を描く人が数人おられる。画廊に展示していると聞くと出かけたくなるのは、私、小学生のころ描いた風景画を先生に大層褒められた記憶がよみがえってくることと、時たま美しい自然を前にすると…描いてみたいとの衝動で、色鉛筆を取り出す絵心は衰えていないと思っているからだ。
久しぶりの京都三条通り柳馬場界隈で、流石賑わっている。『やっぱり、たまにはにぎやかなところに身を置くのも必要だ!』と思いながら賑わいを楽しんだ。
画廊はこれまた大正15年に建造された民家で“吉象堂”という味わいのある古民家だ。1Fは陶磁器、織物など小物を商っておられ、2Fがギャラリーとなっている。6人ほどの人が描かれた様々な画風の絵、油絵、水彩画が上品に展示されていた、ひと時こころふくるる思いで至福の時間を過ごすことが出来た。
Nさんの水彩画
③第29回音連 ミュージックフェスティバルに出かける
宇治市文化センター大ホールの館内に一歩踏み入れると、舞台上に美しいコスチュームの女性と男性が指揮者のタクトに合わせて公開練習をされていた。ペリオーデ室内合奏団と共に素晴らしいメロディーが聞こえてくる。
『いいな~』活き活きとお洒落な身じまいの男女、ほぼ 60歳後半からそれ以上に齢を重ねておられる人たちであろう(失礼)歳には関係ない!舞台は晴れやかだかなりの練習を積んでおられることが伺い知れる。
今日は大ホールにと心が動いたのは、正道官衙ストレッチ仲間のTさんの所属するRコーール・オッティーズが出演することと、カナダの友好姉妹都市に一行が来館されるに伴い、歓迎を込めて“カナダ国歌”が歌われるとのことで楽しみに来館した
カナダ姉妹都市一行は市長を筆頭に20人余りの訪問団であった。舞台上の合唱団員と観客が歌うカナダ国歌に対して訪問団は手を振り笑顔で応えておられた。素晴らしい情景だった。
Tさんのコーラスを筆頭に順々に合唱団のハーモニーを聞くことが出来た。心洗われる思いで、ひと時を過ごした。
私も今は年末第九舞台を目指して練習に励んでいるが、もう少し気持ちの元気があれば…夜の練習も克服して合唱団員の一員として舞台に立ちたいな~との思いがふつふつとおこってくる。 練習がね~ (完)